先読み不可能の、異形のサスペンス

コンセプトがとにかく面白い作品です。
人の罪を平気で被ってしまう主人公の直樹。

現実に生きる人間は、多かれ少なかれ「合理的」な選択を取り続ける。そうして自分の肉体的・社会的な安全を確保しようとする。

-でも、あえてその合理性の道を外れてみたら?

この作品の中では、そんな「IF」の領域へとどんどん踏み込んでいってしまいます。

彼の身にこれから何が起こるのか、どこへ行き着くのか。
最後まで目が離せません。

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