二度と見捨てたくないから

自戒の念に苛まれながら転生を果たした主人公が、人間不信の末に勇者召喚を執り行おうとする物語です。

王族に転生した主人公でしたが、その立場は下の下。常に上の兄弟達の顔色を伺い、姉妹達の嘲笑の的になる始末。

いずれ来たる政略結婚が成立してしまえば、暮らしにすら自由が無くなる。そう考えた主人公は、勇者召喚という大功を以て、どうにか自由な人生を歩もうと考えます。

命を削りながらも目的は達成した主人公でしたが、召喚した勇者はどうにも望んだ存在とはズレていて。

数々の経験を経て、主人公が過去と向き合うシーンは必見です。

ぜひ読んでみてください。