社会の闇はびこるダンジョン作品

置き換わることが予告された制度のせいで、まともにダンジョンに潜れなくなるのが確定してしまった主人公。

そんな彼と追い詰められた彼の所属する会社が、逆境に負けず人を集め、ダンジョンへ挑む作品となっています。

この作品の良さは、何よりもテンポの良さ。

どうしてそうなったのかという疑問に対し、的確なタイミングで地の文が挟まれており、するすると楽しく読み進めることができます。

加えて、考えられた設定の奥深さ。これによって今後の面白さが予見でき、安心して読み進めることもできます。

快活なダンジョン物語。ぜひ読んでみてください。

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