あまりに嬉しい出来事なので、調子に乗ってエッセイを書いてみました(笑)。

丸子稔

第1話 晴天の霹靂

 先日近況ノートにも書きましたが、この度カクヨムの公式自主企画【怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語】で、私の作品『実の母親にオレオレ詐欺と間違われた男』が、約600作品の中から優秀賞に選出されました!


 今まで私がカクヨムで賞をもらったのは、読者の方々から評価されるKACのレビュー賞やランカー賞だけだったので、今回カクヨムのスタッフやプロの怪談師であられる村上ロック氏から評価を受けたことは、嬉しい限りです。

 

 特に村上ロック氏には、もったいないくらいの講評をしていただき、とても感謝しています。


 実をいうと、私はこの作品を書いた当初、賞をとれるとはまったく思っていませんでした。


 それというのも、この企画の趣旨である『怖そうで怖くない少し怖い』と違い、ラストがかなり怖くなってしまったからです。


 趣旨に合わせようと思って、ラストの場面をいろいろ変えてみたりもしたのですが、どれもしっくりせず、結局怖いまま投稿しました。


 すると、作品を読んだ方たちから、「ラストが怖かったです」「まさかのオチに感嘆しました」というコメントをいただき、趣旨とは違ってしまったけど変えなくてよかったと、自分自身を納得させていました。


 それから約一ヶ月が経過したある日の夜、自宅でテレビを観ていると、やたらとスマホの通知音が鳴るので、何事かとカクヨムをのぞいてみたら、『実の母親にオレオレ詐欺と間違われた男』が続けざまに読まれていました。


 一体何があったのかと、コメント欄に目をやると、「受賞おめでとうございます!」と書かれていたため、ようやく状況が呑み込めました。


 その日はDiscordで朗読が行われた日で、それを聞いていた人たちが、作品に押し寄せてきたようです。


 私はDiscordに参加していなかったので聞くことができず、こんなことなら参加しておけばよかったと深く後悔しました。


 今更言っても遅いですが、なんで運営さんは受賞者を発表した後に、朗読を行わなかったのでしょう。


 まあグチを言っても仕方ないので、この辺でやめておきます。

 まだ作品を読まれていない方は、是非のぞいてみてください。


 https://kakuyomu.jp/works/16818093082262640008



 また、今月末に『短歌の秋』の歌会配信をXとDiscordで行うようですが、その際、歌人の岡本真帆さんが選出作品の講評をするみたいなので、『短歌の秋』に五作品投稿している身としては、今回のように聞き逃さないよう、今度はばっちり参加しようと思います(笑)。


 


 


 


 



 

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あまりに嬉しい出来事なので、調子に乗ってエッセイを書いてみました(笑)。 丸子稔 @kyuukomu

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