山には『いる』のだと、確信させる何かがある

大きなものに圧倒され、自分がちっぽけと思うようなあの感覚。幻想的で、神秘的な描写に没入しました。
「まあこういう事情があるんだろうなー」という客観的な視点も入っているのですが、だからこそ「ここには『いる』んだろうな」と思わせる、素晴らしいエッセイでした。これで「ほとんど覚えていない」ってどういうことなんだ。