って断言出来る位に沢山の読書感想文を残してしまった。『はしりがき』と云う題名がシックリする、共感出来る回が満載の、若々しく瑞々しいエッセイ本。
最新作では、今日行われている、大学入学共通テストに望む、受験生のリアルな心の声を聞くことが出来ます。1行詩みたいに面白い!
ときに思い切りよく書いた短文のほうが練った長文より後に情景を思い起こしやすいものになっていたりする。あるいは、情景はわからなくともなにを言いたいか、なにに注目しているかが伝わることがある。詩情への共感ってそういうもの。大変よろしいと思いますよ。