後編 結果
目が覚めると、俺は病院のベッドの上で寝ていた。その隣には家族が全員いて、俺の目覚めを心底喜んでいた。その後日も同級生や教師など、俺と関わってきた多くの人たちが俺のもとを訪れては、俺の姿を見てとても喜んでいた。何名からは目から滝のように涙を流していた。ふ
このことから俺はこう考え初めた。
「空気になりたい」そう思うのは誰にだってあるし、確かに良いかもしれない。だけれど、有言実行で生活していく、幸福感より孤独感が段々と心を蝕んでいく。また自分に対してどんなに性格がひどい人でも、心のなかでは凄く心配して、俺のことに対して喜んでくれる。そんな感じに思えるようになった。
最終的に言えるのは、
「空気になるよりも、多くの人と触れ合い色々と覚えることがやっぱり必要である。」
空気になりたい俺 巨大杉の木 @kakiharad
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