第8話 アイスクリームのように

そうして溶けてしまった僕の身体

まるで夏の中のアイスクリームのように‥。


「………」


ベットの上、溶けた身体の中には

機械にくるまれた僕の脳だけがそこにある。


涙の機能が無いミルクテイは ただ、悲しそうに立ちすくむ


「坊ちゃま」コットンが部屋に入ってきて

それからすぐにコットンもまた 

ただ、黙って悲しそうな顔をして立っていたのだった。


涙の機能はない 二人のAIメイド達

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二人のAIロボのメイド 彼女の涙(永遠の輪舞 番外編) のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます @nono1

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