オカルトミステリーの傑作!そして人の業と愛の物語……

舞台は1997年の四国。
霊場八十八ヶ所を巡るお遍路旅に出た主人公と友人キヨ。
その旅の目的は「遍路X」と呼ばれる正体不明の女を見つけること。

「遍路X」は白の遍路装束姿で、やせ細った体に長い髪を乱した不気味な姿をしており、その手には人間のものと思われる手首も持っているという……

ここまでだとホラーか?と思いそうですが、ここから主人公たちが巻き込まれていく事件、過去に起こった悲惨な事件が組み合わされていき、物語はミステリー感をどんどんと増していきます!

そしてホラーにオカルト、全ての謎を論理的に紐解いていく解決編!

読み終わった後に「ほうっ…」と溜め息が出ることでしょう( ´∀`)

オカルトミステリーの傑作!
しかし、これは人が人を想う、哀しい愛の物語でもあるのです……

作者様の現在における最高到達点となる作品!
是非ともご一読くださいませ!

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