たとえ幽霊とはいえ、元は人間。しかも身内とあれば、たとえ幽霊となっても思いは通じるはず…そんなふうに考えていた時が私にもありました(涙話運びがとにかく巧みで、だからこそ奈落に突き落とされるような展開に震えます。とんでもない余韻と爪痕に耐えられる覚悟のある方はぜひ、読んでみていただきたい一作です。
美しい彼岸花=曼殊沙華にちなんだお話です。 おばあちゃんと手をつないでの帰り道。 彼岸花の咲く中に、主人公の見たもの。 そして、おばあちゃんの教え。 けれど、まさか最後にあんなことにな…続きを読む
暑い季節にはやっぱりホラーがいい。そう思った時に本作を拝読致しました。おばあちゃんの話から徐々に引き込まれ始める。さらにその目は止まることなく読み進めていく。そして結末にたどり着いた瞬…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(102文字)
主人公と祖母にはある共通点があった。2人だけの共通点。祖母からいろいろ教えてもらった。はずなのに…
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