さりげなさの中に眠る終点

他人の寿命が見えるという主人公、
親友の寿命が残り三十日というところから物語が始まります

終わりを知りながら、変わらず
ごくごく普通の日常会話、くだらない雑談を繰り返す

そんなさりげない言葉の端々も
終わりが見えてるというだけで、
とても切なく、大切なものだと実感させてくれます

定点カメラのように
ずっと同じ部屋から舞台が動かないことも
非常に効果的な演出ですね


もっとたくさんの人に読まれてほしい作品です

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