あとがき

 天音 朝陽様の企画を拝見。

 今回は、『竜の襲撃を撃退する』シーン。

 竜=ドラゴンというのが私の中でできる。

 ドラゴンはモンスター界の王とでも言うべき存在で、ファンタジーだとドラゴンを倒した者は、ドランスレイヤーという称号が得られる存在。

 それを倒すとなると、並大抵のことではできないというのが私の中の感想です。

 小説で、色々と戦いをさせてきたつもりですが、未だにドラゴンと戦ったことはないので、どうやって戦えばいいのか悩みました。

 かつてRPGゲームでは、コマンド選択で「たたかう」を選べば、スライムだろうがドラゴンだろうが、モンスターの画像が点滅してダメージが数値で出てHPを減らせば倒せるものでした。

 ゲーム史は詳しくないのですが、そんな人対怪物をリアルな戦闘を始めたのがカプコンの『モンスターハンター』だったとか。

 巨大な怪物を相手に、攻撃を避け武器を使って、頭や脚、胴体を狙ってダメージを与えながら戦うのが面白いと聞きました。私は未プレイですが。

 なのでゲーム実況で、モンハンを見ながら巨大生物との戦いを拝見しイメージを作る。

 最初は、龍ではなく、竜ということで西洋を思うものの、どうも難しい。

 なので、昔の日本を舞台に竜を封印する為にシスターが持ち込む……。

 というものを考えて書く。

 和洋折衷で良いかなと思うものの説明とかで長くなりそうなのでボツにし、昔の日本を舞台のままに無理が無いように巫女にしてストーリーを考えました。

 時代考証無用の、ハイパー時代劇とかバーチャル時代劇という内容です。

 なので竜の姿形は、西洋の四足歩行をするドラゴンのイメージで書いています。

 とにもかくにも書かないと、何も進まない。

 そんなことをしていると、お題にて、「ミスを犯した者は責任を感じている」というものがあったので、そこにはロマンスが必要だと考える。

 巫女が主人公に恋をしたことが、罪になる。

 そんなことを考えると、必然的に主人公とヒロインの間に片思いであっても、深い気持ちを書かなければいけなくなる……。

 何とか1万字以内でと思っていたのですが、竜を倒せるだけの強さや、恋のロマンスを入れつつ、竜との激しい戦いを書くと、倍の2万字になってしまいました。

 その為、時間ばかりがかかりました。仕事から帰ったら執筆漬けで、読みも何もできない。戦闘に悩み、ロマンスを書くのに筆(?)が止まる。気がつけば、今日が最終日。何とか完成です。

 1万字で終えられなく、長々と書いてしまった。

 とは言え、竜との戦いを書けたのは、私にとって良い経験になりました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

月蝕の夜に竜は吠える kou @ms06fz0080

現在ギフトを贈ることはできません

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ