胸が詰まるほどに重く、理不尽で、切なく、哀しい顛末。それをここまで丁寧に、緻密に描きあげた筆致に、痛ましいほどの戦慄を感じます。
遅筆とアイデア不足に苦しみながら、だらだらと書き続けております。 ホラーがメイン。
冒頭から終わりまでこころをつかまれました。自分の体験ではないのに、まるで自分の体験のように思ってしまう。目から涙があふれてくる。これこそ筆のちからなんだな。
若い二人の、別れの物語。普通の、どこにでも居そうな二人の、ごく短い期間を切り抜いた短編。ですが、何ですかねこの切なさは。強くない。恋の続きを諦めてしまえるほどの弱さに、魅力を感じてしまう…続きを読む
終わりの予感に必死で蓋をし途切れた心を繋ぎ止めようともがくあまりに痛々しく、不憫であるのにだれもが結末を疑わない重ねた想いの分だけ自らを苛むこの痛みは遥か昔からきっと変わることがなかった…続きを読む
失恋した(しようとしている)女の子のお話です。大好きな彼から送信された、別れて欲しいのお願い。予感はあったけれど、もう現実から目を逸らせなくなる、そんな文字です。女の子の精一杯の強がりとか…続きを読む
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