【短編】晴耕雨読【約1300文字】

『可耕心田』と感じました。
素晴らしい物語に出会えて感謝いたします。

素敵なお話をありがとうございました。

多くの方に読んでいただきたい一作です。

突然降りかかった不幸
それにほんの少しでも関わってしまった友人たちからの謝罪

「ごめんなさい」の重みに耐えかねて違う世界へと逃げ出してしまいます。

仮想現実の世界へ

そこで少しずつ前を向き、そして現実へと意識が向いて行く

絶妙な運びに留まること無く読み切ってしまいました。
そして、明日もう少し頑張ろうなんて熱く優しい気持ちが芽生えます。

筆の力に脱帽しました。ぜひ一読ください。

晴耕雨読という4文字熟語は、健康的な生活の象徴として使われることが多いです。
しかし、今作の主人公は、少し不健康な環境で晴耕雨読を体現しています。
小説だから、活字だからできる展開の仕方に「そうきたか」と感心させられました。

さらに、ラストは未来に希望が見える爽やかな終わり方になっております。
オススメです！

自主企画　😻非公式😻大人のためのカクヨム甲子園2024 ～創作合宿テーマ参加で全員優勝！～の企画主です。

この企画はカクヨム甲子園に参加資格のないオトナやキッズも創作合宿のお題に挑戦しようをテーマに現在、お祭中。今回、本作をエントリーいただきました！

１３００字以内で書かれる、後悔、失望、後ろめたさ、諦念。
本来なら、呪詛にも似た言葉がでてきそうですが。
「どうして私だけ」と。
そこは作者様の力量というか。あえて意識して、明るく柔らかい文体なのかなぁと思うのですが。爽やかな風が過ぎ去るようで。

一説には障がいの受容には、１０年ほどかかるとも言われます。
そしてお仕事で、障がいのある方と…続きを読む