俳句って、その人の日常や生活、人となりがそこはかとにじみ出してくるものだと思います
同じ場面を作句するのだとしても、その見え方はそれぞれ違って、それが句にあらわれます
いい句が何かなんて私にはさっぱりわかりませんが、その人にしか見えていないもの、自分の感性にはないものを見せてもらった時にはなるほどなあ、良いなあと、感心したり、ジンと心を打たれたりします
句を作るときは誰もがもう何度も何度も考えて、考え尽して、直してひねって、そのうち訳が分からなくなって……
そこにもお人柄が出るものですね!
苦心の過程なんてなかなか見せたくないものですが、作者さまはそれを見せていらっしゃる
それは何より、俳句を好きだから、もっと良くしたいから、その思いがあふれています、伝わってきます
その心に共感できるとともに、自分だったら……、こうするかな? こういうかな? 自分なりの添削もしてしまいます
がんばれ! って、いいながら
決して押しつけがましくない、ある意味控えめな「創作論」でした