正直なところ、虫描写というのが苦手で人間の記憶を持たながら蝶として生まれ変わった語り部の視点を読み進めるのに背筋がゾワゾワとしておりました。尚且つ、虫あるいは小人視点で見る人間の様子というのも絵でも文でも苦手な描写なので、読み進める間にお隣さんが下手に狂気に走ったら読むの辞めようかと思ってた次第です。しかしながら、最後に迎えた展開は哀しくも自分は好みな描き方だったので、そこで一転して評価は上がりました。
もっと見る