第13話 ほんとのほんとにエピローグ
舞とプールに行った。
正確にはプールのあるアミューズメント施設に行った。
舞のオレンジ色のビキニが俺にとって太陽のように眩しかった。
子供の時とは違うへそのラインと腹筋のエロさに俺は鼻血が出るのを我慢した。
舞の胸の枕のような感触に頭が沸騰しそうになりながら俺は全てを水に流す(上手いことを言ったつもり)。
一緒に流れるプールを流れてウォータースライダーにて絶叫しながら流れて、全く怖がらない舞と一緒に俺の方が怖がるという情けないお化け屋敷とパレードのダンスを見ながら美味しいものを食べて一緒に小さく踊りをまねして笑いあった。
プールで貸し出しされた水鉄砲で水をかけあいながら俺は思う。
俺は宇宙一幸せかもしれないと。
ついでにアミューズメントの施設の隣にある旅館に二人きりで泊まり(親が俺と舞が付き合ってくれた記念にお金をくれた)、夜遅くまで話しをして、船盛を食べて、温泉に別々に入って、彼女の火照った体が近づくのを感じて、なかなか眠れない夜を過ごして、手を握りながらこれからのことを話した。
記念に二人でお揃いのストラップを買った。
バカップルかもしれない。
それでいいじゃないか。
俺は笑った。
—————青春経験値が上限です。
ステータスオープン!
飯縄舞
性別 女
中間成績
国語 68/100
数学 66/100
英語 60/100
社会 67/100
理科 64/100
あなたへの好感度 100 貴方の恋人
性格 天真爛漫。他人の気持ちを気遣うのが苦手。
最近の悩み 幸せ過ぎること。
あなたとの関係性 恋人
あなたのどこが好きなのか 全部
身長 158cm 体重 あなたの口から聞いてみてください。
趣味 ランニング ゲーセン巡り 食べ歩き。料理
部活 陸上
備考 お幸せに。
これ以降俺は全てのステータスが見れなくなった。
でもいいんだ。
隣に笑ってくれる君がいるから。
了
突然、幼馴染のステータスが見れるようになった。 ビートルズキン @beatleskin
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