風流だからといって許せない

風鈴、それは日本らしい「精神的な涼しさ」を追求する為のアイテムであり、誰にとっても恐怖の対象にはなり得ないもの。もしも、その伝統的な「風流」をお題にしてホラー小説を書いてみたら…? そうして出来上がったのがこの作品になります。

着眼点が素晴らしいのは言うに及ばず、私も夜勤型の人間なので主人公の言う事がすごく理解できてしまうんですよね…悪気がないのは判っているし、自分がモンスター化しているのは判っているのだけれど…だからと言って止まれるものじゃないんですよね。
だってそれは人間の本能だから!

幽霊や怪異とはまた違った怖さがここにある。
現代社会に潜む闇を知りたい方は是非!