クソ。クソ。うわぁ。わお。

エリー.ファー

クソ。クソ。うわぁ。わお。

「闇を払う」

「光の中に答えをしまってくれ」


「理は言えぬ」

「スプレーとは、なんだ」


「十字路には呪いが積み上げられている」

「机の中には、何かがしまわれている」


「校舎の裏には魔術師が一人」

「硝子の人形でありたい」


「変わりゆく現状」

「意思などない。どこにも連れていかれてはならない」


「掌の底に、何がある」

「握り潰してはならないし、夢を見つけて欲しい」


「サングラスには嘘がある」

「大事になって欲しいと思っている」


「黒い絶望」

「白い希望には、赤いシャツがよく似合っている」


「凍えてしまう前に砂を握り潰す」

「ゲームへの理解度が高くないのだろう」


「神になるためには虹を渡らなければならない」

「道と道の間の水路を僕に見せに来て下さい」


「海こそ美しい」

「狸が死ぬだろう」


「伝統には闇がつきものだ」

「お願いだから、お願いだから。どうか、一つ。どうか、お願いします。どうか、一つだけ。一つだけ願いを叶えて下さい」


「変えられないものだ」

「変わりゆく世界」


「世界が人を作ったのだ」

「作ってなどいない。壊されていくのだ」


「真っ赤な死が欲しい」

「青く染まって欲しい」


「土俵際の地球儀」

「そのまま世界は闇に落ちていくのだ」


「積み重ねられた賞金が私たちを変えてくれるだろう」

「シビアな時間が僕を探してくれる」


「鼠を食べるのだ」

「鼠なんて、何にもなれないのだ」


「狐の欠片を渡しなさい」

「燃やし尽くしてハイになれ」


「腕輪と伝統」

「神にしてくれ。夢をみせてくれ。すべてを嘘にしてくれ」


「誰にも殺されたくない」

「皆が、そう思っている。しかし、誰も救われないだろう」


「学んでいる内に死を理解することになるだろう」

「理解なんて必要ない。感じていればいいのだ。意味などない。夢を持つべきだ」


「画面の中に冷たい水を見た」

「冷たくしてはならない。ぬるま湯の中で生きていけ」


「俵にはプライドが詰まっている」

「プライドなどない。何もない。あなたの中には私がいる」


「真実がある」

「誠を秘めているといいだろう」


「答えがある」

「本を捨てよ。街も捨てよ」


「真理がある」

「理などいらない」


「女性の勝ち負けに意味などない」

「影がある。そして濃くなっている」


「女性は男性の後ろを歩くべきだ」

「影を踏ませることに意味などあるのか」


「女性は、弱い生き物だ」

「知っているのか、知らないのか」


「女性は男性より劣っている」

「偏見とは願いである。儚い望みである」


「女性には、世界がある」

「世界などない。壊れてしまえ」


「男性は優秀である」

「優秀であり続けるわけにはいかないだろう」


「男性こそ本物の人間であり、女性は下等である」

「シビアな思想こそが、私を」


「女性と男性の間には、越えられない壁がある」

「人生が変わりつつある。もう二度と出会うことはないだろう」


「女性が優れているわけがない」

「視界が広がっていく」


「男性のために世界があるのであって、女性は礎になるべきだ」

「べき論に価値を見出す必要もない」






「戦えよ。絶対に負けるなよ」

「もちろん」


「負けるなよ」

「戦う」


「お前の戦いには、価値があるんだぜ」

「無価値で結構だ」

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