概要
きれいな満月の夜にだけ咲く花――僕は絶対にそれを見ることができない。
春、新学期に出会った彼女は、どことなく不思議な雰囲気をまとう無口な人だった。
休憩時間も一人で、本を読むか勉強をするかの二択。友達と話しているところは見たことがなかった。
そしてなにより、彼女はぜったいに笑わなかった。
休憩時間も一人で、本を読むか勉強をするかの二択。友達と話しているところは見たことがなかった。
そしてなにより、彼女はぜったいに笑わなかった。
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