04 長らく待たせてしまった続き☆(ごめんなさいね)〜いわゆるデートってやつ〜

あの後私達は外に出て、しばらく公園で涼んだあとに…ここ、例のテーマパークにいる。嫌だと言うと、強制的に引っ張られて来てしまった。おかげで不機嫌でしかないのだが、せっかくだしたまにはと仕方なく居てやっている。彼女はいつも以上に、でも想像通りに騒いでいた。

「あれ乗らない!?」

と何度も引っ張られてばっか…うーん、これじゃ楽しんでるより楽しまされてる、のほうが勝ってしまう。ここはいっそのこと、どうにでもなれ!!とばかりに私もやるべきか?そしたら彼女は、どんな反応するだろう。珍しい!のか、無理しなくていいよ〜、なのか。反応が怖くって言い出せてなかったけど、、、この際だし、私も少し気分にのろうかな。

「あのさ…」

と言いかけるとこちらを見てはなに?と問いかけてきた。チャンスだ!!

「たまには、絶叫系乗ってみない?アトラクション系多いじゃない」

「え、、あの春ちゃんが!!よっし行くぞお!!」

「はいはい急がずにね」

よ、良かったぁ〜!!てっきり引かれるかと思ったぁー!!やっぱ一歩踏み出すのも悪くない!でもあまり悠ちゃんみたいに調子乗りたくはない()。まあ、私はこうゆう関係が好きなんだけれどね。だから彼女を選んだわけだし。……そんなこんなで、いろいろ胃に悪かったテーマパークだけども、一歩踏み出すと割と思ったより楽しめた。けれど、やはりこうゆうのは彼女みたいに、感情が激しい子が楽しめるのが多いような?今日はとりあえずもう帰って、また学校で会おっと!

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響く音色と早い恋 猫と読む部屋 @Nekomoyomuhonne

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