第三十話までのレビューとなります。
お決まりの異世界転移を寄せ付けない差別化を図った作風。未経験の新風が迫るように堪りません。
チートのようなご都合主義は皆無⁉︎
まるで厳しすぎる環境に置かれてこそ真の強さを発揮する洗練されたポテンシャル。この優れた順応性と針の穴をも通す正確性――読めば読むほどに凄腕JKスナイパーを応援したくなります。
異世界側のオッサン騎士も無職と成り果てた今でも、その矜持を保ちつつ、第一陣の先頭を牽引し敵陣へ突撃していくカッコいい一面も。
この二人がバディを組むなんて一体どうなってしまうのか?
戦闘シーンも迫力満点!
リアルな銃撃戦の瞬間、その瞬間の緊張感に震えます。極度に凝縮された時間的な空間描写は、飛来する弾丸の所属先まで判別できるほど。
その時間的緩急を見事に体現した弾丸の軌道は映画マトリックスを彷彿とさせます。
想像を超える異色のバディが織り成す異世界転移――類似作品が存在しない鮮度の高い圧倒的なバトルシーン。
是非、あなたの目で確かめてみてください。
この小説についてどう思いますか?
この小説は、「異世界転移」というモチーフを従来とは異なる視点で扱っているファンタジー小説だと思います。最初は何も考えずに読み始めましたが、読み進めるうちに、自分の考え方や感想までも変えてしまうほどの魅力がある作品だと感じました。
他の小説と比べて、この小説の特徴は何だと思いますか?
通常の異世界転移ものでは、主人公が異世界に転移した後に獲得する特殊能力や成長した能力などに焦点を当てることが多いのですが、この小説はそれとは大きく異なります。
多くの場合、元の世界での能力が異世界でさらに優れた能力に発展するという展開がありますが、この小説ではそういった要素はほとんどありません。むしろ、主人公の能力が発展したわけではなく、元の世界で持っていた能力がもともと非常に優れていたことが明らかになるという点が特徴的です。
この小説が扱おうとしている核心は、「異世界転移」という要素だけに焦点を当てているのではなく、むしろそれを手段として活用しながら、現代戦争の様相や戦略、そしてスナイパーや暗殺者たちの世界における認識や視点を中心的に取り扱っている点だと考えます。
もしこの小説を多くの読者に薦めるとしたら、どのように言いますか?
創作者の視点からも、読者の視点からも非常に興味深い小説だと思います。読者の皆さまには、ぜひこの小説を読んでいただくことをお勧めします。
戦場でセーラー服でライフル?
JKスナイパーとは?
21世紀の戦場から転移してきたのは、令和Z世代の女子校生だった!?
どうやらこのJK(普通の女子校生ではなく凄腕スナイパーらしいです)と、勇者パーティの重装騎士を務めていた中年男性(腰痛もち)が出会い、戦況を変えていく――――的なお話と予想されます。
というのも、まだまだ序盤でJKのターンでおじさんが出てきてません。なので、これから読んでみよう! という方にぜひオススメしたい✨
なぜ彼女は転移したのか。
あらすじでは自称:魔法使いになっているので、その経緯も気になる。
なにより、おじさんがイケオジなのかダメオジなのかすごく気になる!
重装騎士ということは盾役になって、その隙に狙撃するとか?
戦術も気になります!
とにかく、気になる! がいっぱいな期待の今作。私は銃の知識は、過去にハマってやっていたPUBGというバトルロイヤル系のスマホゲームで学んだ程度ですが、そういう銃火器系が出てくる作品が好きな方も楽しめるんじゃないかと思います。
そこに剣と魔法のファンタジーが加わるとなると、どっちが最強? 説も出てきそうですが。それも含めてこれから読み進めたいと思います。
今後の更新に期待大(๑•̀ㅂ•́)و✧