やらかし(男失格!)

「…暇だ」


 だいたい3時間ぐらいはたったかな?

 スマホをみたら4時間経ってました


「そろそろ外も暗いし行っていいかな?」


 ‐—————

 ガラガラとドアを開けた。

「失礼します」


「あ!やっと来た!」


「…もしかして待たせちゃった?」


「当たり前でしょ!チカとしては言ったすぐ後に来ると思ってたんだよ?」


「…ごめん。早く行っても2人はいないだろうし、後から行った方が迷惑じゃない思って」


「で、2人はどこにいるんだ?」


「…まだ帰ってないの。予定より2時間も遅れてる。もしかしたら何かあったのかもしれないの。でもチカは無力だから何もできないの…」


「急にキャラ変すんなよ気持ち悪い…だが、お前の気持ちはわかった。俺が助けに行こう」


「……」


「どうした?感動でもしたのか?」


「……」


「本当にどうした?」


「その子、多分魔力切れを起こしたのよ。また充電を忘れてたのでしょうね」


「そうだったのか…ん?コイツ人間じゃなかったのか?」


「そうよ、その子は魔力人形。本来の仕事は土木や動く的ね、けどなぜかチカは人間の魂が入ってしまった失敗作よ。ちなみに作者はワ.タ.シ☆」


「いやキラーンじゃないが、原因が被害者ぶるなよ」


 月夢ってこんな馬鹿だっけ?


「そんなことは一旦置いといて、チカの言っていた事は本当か?」


「二人のこと?どうせどこかで油でも売ってるんでしょ。それに二人は私より強いから行くだけ無駄よ」


「そうか…いや、俺は行ってみよう」


「馬鹿なの?あっちは奏が新入生ってわからないし奏も二人の顔知らないでしょ?」


「名前を言ってくれ、名前を言われたらわかる気がする」


「名前?ストーカーみたいね、いいよ。一人目が生命・灯り、二人目が星流・ココミだよ。知ってる?」


 生命・灯り?聞いたこともないな…思い出せるか?…無理そうだな。で、星流・ココミってここの生徒だったのか。まぁ、制服とかでなんとなく察してたけど。


「わかった。一人は知ってるから行ってくる」


 そういえばココミの信頼イベントで過去のトラウマを話していたな。確か…誘拐?もしかしたら今、まさに誘拐に遭っているのかもしれない。

 そう考えると自然と足は速くなっていった。


 全力で学校を出て、街中を走り抜け、森に入り、イベントで語っていた廃墟に向かった。



 ————

 大体5分ほどだろうか、全力で走ったら目的の廃墟にたどり着いた。


「はっはっはぁ。着いた。でも困ったな。俺には戦う手段がない」


 どうして何も考えずに来てしまったのだろう。でも後悔はもう遅い!

 とにかくアドリブでどうにかしよう!


「失礼します!!」


 思いっきり正面のドアを蹴って開けた。

「誰だお前?」


 ドアを開けて目に入ってきたのは髪の毛が暴れているイカツイおっちゃんだった。

 それにバーのような建物?

「ここが何処だと思っていやがる。これだから衝動で動くガキは嫌いなんだよ」


 …怖すぎない?しかも机にリボルバー置いない?とてつもなく殺意をヒシヒシと感じてるんだけど!

「ガキ、賭け事しないか?ロシアンルーレットだ」


「…いや俺に拒否権ないですよね」


「当たり前だろ、お前は俺の遊び心で助かってんだよ。もし俺が暇じゃなかったら、バーン。お前は終わりだ…そういや男?」


 なんだろう、すごく可愛く見える☆あと男だよ!くそが!!


「さぁ引き金を引け」

 おじさんがリボルバーを持ってやってくる。その様子はまるで牛みたい!怖!

 …この人馬鹿なのかな?何で俺に弾の入った銃を渡すんだよ。


「ん?どうした?死ぬのが怖いのか?…ちょっと待て!止めろ!うわぁぁあぁ!」


 リボルバーのコッキングを繰り返し、カチャカチャろ心地よい音を鳴らしながらシリンダーを回転させた。やがて銃弾がセットされるとドン!という花火火薬のような音を鳴らした。そしてそれと同時に男は脳天から血を流しながら倒れた。


「やっぱこのおじさんは馬鹿だったんだな。哀れな死に敬意を」


 この言葉は推しの1人である〇〇の口癖だった。

「…この死体どうしよう」


 死体それはとても邪魔な存在だった。

「燃やすか?」


 いややめておいた方がいいな。この廃墟は木造。そこで油たっぷりなおじさんを燃やしたら…未来は見えている。俺が捕まる。

「取り敢えず銃弾を拝借させてもらうか」


 おじさんのありとあらゆるポッケに手を突っ込むと8発ゲットした。

 保管する場所がなかったので仕方なく自分のポッケに突っ込んだ。


「じゃあ死体は置いといて探すか!」


 まずは、手前の地下に続く階段を降りてみよう!

 少しギシギシとなっていて怖いが今の俺なら大丈夫!だってリボルバー持ってるんだもん!


 階段を降りるとそこにはキモい顔をしたおっちゃんが三人で談笑していた。

「えっと…こんにちわ…」


「誰だお前?」「誰だろうと関係ねぇ」「いくぞ!」


 LMG!?咄嗟に近くの遮蔽に隠れたけど端っこから潰されて行ってる。

 だとしたらチャンスは一度!装填の時だ!!


 撃ち終わってすぐに遮蔽から頭を出した。そしてLMGを持っている男の右手を撃ち抜いた…7発で三人を殺せる?

「兄貴!?」


 親分なのか?だったら最後に残す!そして左右の男の心臓部を狙って2発ずつ撃つ!残りは1!ポッケに入っていた2発を急いで交換した。

「これであとは親分だけか」


「残念だったな、俺は左利きなんだよ!」


 親分に照準を合わせた時にはすでに銃口がこちらを向いていた。

「まずい!」


 もちろん撃ち抜かれたら死ぬから俺はどっちロールで第二の遮蔽に隠れた。


 まずい!また端から潰されてる!…一番端で待ってれば勝手に弾切れになってくれるんじゃね?


「くそ!リロード!」


 助かる〜その情報!


「なんちゃって」


 まだ残ってたのかよ!ゴミが!

 でも俺の照準の方が早い。LMGの銃口目がけて乱射した。


「くそがぁぁああぁああ!!!」


 ☆爆散☆


「さて、LMG持てるかな?」


 重!これ片手で乱射してたってやばすぎでしょ!さすがは牛。


「諦めて弾補充だけにするか…諦めきれないな…」


 とりあえずは諦めて奥のドアを開けた。

 そこは明かりが一切なく、真っ暗な深淵のようだった。

 ドアからも光が入っていなく、奥に押したドアすらも視認できない。

「なんだここ?…まるで深淵?」


 恐る恐る一歩踏み出そうとした時、地面がなかった。

 そのまま前に倒れる形で深淵に落ちていった。


—————

受験なんでペースめっちゃ落ちます!ごめん

多分多くても月2だと思う。

でも偏差値65のとこ目指してるから許してね☆

あとアイディア欲しい!

アドリブで書くと修正がえげつないことに…

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