あとがき
ここまでお読みくださいましてありがとうございました。
細かいところまで詰めずに書いて長くなるのはいつものことですが。
とくに
「わがまま、暴走しがち、へんな予定を立てがち」はいいんだけど。
いきなり
デジタルカメラなんて出回っていない時代に育ち、日本のN社のレンズ(標準一本、広角一本)とボディで、レンズを選び、絞りとシャッタースピードを決め、ピントを合わせ……みたいなことは経験した人間ですから、多少はわかるんですが。
それはもう、最盛期には、露光四秒(四分の一ではなく)を手持ちでがんばる、みたいなこともやりましたから。
でも二眼レフはぜんぜんわからないんですよ。
最初から、初子が
お尻を振りながら上からのぞき込んでいるとしたら、たぶん、二眼レフカメラだろう、ということに、ふと、なってしまいました。
で。
まあ、こういうことに。
でも、大判フィルムで撮った写真って、やっぱりあこがれがあります。
その作者のあこがれを、初子が体現してくれた、ってことかな。
そういえば、服の色で「サックス」って書いてあったのを見て、マーチングバンドの話を書いたりしている私は「サキソフォン奏者の服の色なの?」とか思ってしまったんですが。
インディゴで染めた水色、ということらしいです。
今回はそれが「空色」ということにしました。
この先も、今回のキャラ(プラス何人か)を中心に「空色の季節」の物語を進めて行ければ、と思っています。
よろしくお願いします。
清瀬 六朗
空色の季節 夜明け前の出会い 清瀬 六朗 @r_kiyose
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