拝啓、滝の裏の世界より、愛をこめてあなたへ。
abcアンタル
拝啓、滝の裏の世界より、愛をこめてあなたへ。
「だーれだ?」
「うわぁっ!?」
不意に後ろからポンと肩をたたかれて、ライルは悲鳴を上げた。
「って、なぁんだ、ツキカかよ」
「なぁんだ、って何よ、なぁんだって」
彼女はツキカ。ライルの幼馴染である。互いに家が近く、同年代の子供が少ないため、よく一緒に遊んでいるのだ。
「そんなに驚かなくてもいいのに……」
「いや、めっちゃびっくりしたんだよ。誰か他の人が来たのかと思って……」
ライルとツキカがいるこの洞窟は小さな滝の裏にある。滝の裏側に回れる道を見つけ、そこを探索している最中に偶然発見したのだ。二人以外誰も知らない、特別な秘密基地である。意外と中は広く、滝のおかげでとても涼しい。
「そういえば、ツキカはもうすぐ『聖女鑑定の儀』だろ?いいよなぁ、聖女になったら王都の教会で働いて、筆頭聖女は王子と結婚できるんだぜ?はぁ、俺も女だったらなぁ」
「あたしは興味ないもん。今はこの糸紐細工の修行に忙しいからね。そんなに聖女になりたいならライルが女になれば?」
ツキカが紐を編みながら大真面目な顔で言うので、ライルは思わず飲んでいた水を吹き出す。
いきなり何言いだすんだ!?
「は!?やだよ、何でそうなるんだよ、てかどうやって!?」
「女装?」
「いや無理!絶対ばれる!ばれなくてもやだ!それに俺だって、この木工細工を極めるのに忙しーんだよ!これを極めて憧れの王都で働くんだ!」
「私だって、王都の工房で働くのが夢だもん!」
二人は、同じ細工師を目指すため、毎日洞窟に通いそれぞれの作品を見せ合っていた。最近では、ライルが木工細工、ツキカが糸紐細工を作っている。
「ねぇ、それはそうとさ」
「うん?」
「ラル、私ね……」
❀❀❀
そこで、ライルはハッと目を覚ました。目の前には、やっと見慣れてきたこげ茶の木目の天井。ベッドはやや硬く、窓からは朝日が控えめに差し込んでいる。
「あー、頭痛ぇ」
そういえば、昨日は久しぶりに友人と酒を飲んでいたことを思い出す。頭ががんがんする。
あんな夢、久しぶりに見た。忘れるようにしていたのに。どうしてこんな時に。
「……もう、五年も前のことなのにな」
ライルはふっ、と吐き捨てるように笑った。そして小さな、本当に小さな声で呟いた。
「俺とあいつは、もう住む世界が違うんだよ」
❀❀❀
その日は、ちょうどツキカの誕生日だった。ライルは、今までツキカに内緒で作っていた簪をプレゼントしようとして、意気揚々と家を出た。
そうだ、花を摘んでいったら喜ぶだろうか。たしかクヤキワさんの家の近くに、ツキカが好きそうな花がたくさん生えていたはずだ。それを使って大きな花束を作ってみよう。
などと考えていたせいか。ライルは、外で洗濯物をしていた母親に見つかってしまった。
げ、嫌な予感。
「ちょっとライル!今日は王都の教会から聖女様と神官様が『聖女鑑定の儀』のためにいらっしゃる日じゃないの、今日くらいはあんたも見に来なさいよ」
「えぇ……俺、忙しーんだけど」
見事予感的中。めんどくさいから行きたくない。
ライルは逃げようと思ったが、母親には口でも喧嘩でも敵わない。
「働きもしてない子供が何言ってんの!毎日毎日、愛しのツキカちゃんとどこ行ってんのか知らないけど、今日は午前中だけでも一緒にいなさい」
「はぁ!?愛しの、とか、別にそんなんじゃねぇし!」
「ふぅん?まあいいや、この洗濯物干すの手伝って」
「結局そうなるじゃん……」
渋々だが、ライルも洗濯物を干す。こういうところでは、地味に母親想いなライルなのだ。
❀❀❀
ライルは身支度を済ませ、家を出る。相も変わらず、憎々しいほどの快晴。寝不足と酒のせいで朝日を浴びると頭がガンガンする。もともとあまり酒に強くないせいか、頭痛がひどい。
ライルは、村を出て王都の細工工房に勤めていた。細工工房につくと、親方が俺のことを待ち構えていた。
「あー、ライル……こんなことを頼むのは非常に申し訳ないんだが……お前、しばらく工房を休んでくれないか?」
「……え?……解雇?」
「違う違う、落ち着け」
突然休暇を言い渡された。
いや、待て待て待て、どういうことだ?昨日までそんな雰囲気は全くなかった。どうして急に?
「いや、実はな……最近物価が上昇してるのはお前も知ってるだろ?」
「まあ」
「それで、最近木材が入手困難なんだ。普通に生産をしていれば、特に足りなくなることもないんだが……」
「あー、つまり……しばらく工房全体が休むってことですか?」
「いや……お前はノルマ以上に物を作るから、お前がいると木材が足りなくなる、って苦情があったんだ。どうせ昨日も遅くまで工房にこもって作業してたんだろ、お前は働きすぎだ。ってことで、お前はしばらく工房を休んでくれ」
「えぇ……」
❀❀❀
母親と広場に来たライル『聖女鑑定の儀』が始まるのを待っていた。『聖女鑑定の儀』は三年に一度、神官と聖女が辺境の村々を回り十歳から十五歳の女子を聖女かどうか見分ける儀式だ。二回確認するのは、成長してから聖女の力に目覚める者もいるためである。
そういえば、ツキカも鑑定の対象だ。ということは、洞窟に行ったとしても待ちぼうけになっていた可能性が高い。
儀式の対象者は神官と聖女に失礼がないように、身を清め、白の衣をまとうという決まりがある。ツキカの白の衣……いや、別に興味なんてないけど……でも……
「……ラル、今あんた、だいぶ締まりのない顔してるよ」
「うぇっ!?」
「何考えてたの?」
「……別に、ツキカのことなんて何とも思ってないからな」
「ふぅん、そう?」
母親が、それでもニマニマ笑いながらこちらを見つめてくる。
……絶対疑ってるな、これ。マジで変なことは考えてなかったのに。いや考えていたけど、あれは決して変なこととかやましいことでは一切なくて、ただ単純にツキカの白の衣がどんなものかと思っただけである。そもそもそんなに顔に出ていたのか?いや、他人が見て気が付くほどニヤニヤはしてな……ん?待てよ?俺、今なんて答えた?
「ツキカちゃんの衣装、楽しみね」
ふと母親を見ると、ニマニマが先ほどの三割増しになっていた。……鎌をかけられていたようだ。やられた!
文句の一つでも行ってやろうと思ったその時、村の小さな教会に取り付けられている鐘が鳴った。
「これより、『聖女鑑定の議』を始める!」
まず、村長が神官と聖女に長々とした挨拶をし、次に神官と聖女がそれぞれ長々とした挨拶を返す。その後、いよいよ『聖女鑑定の議』が始まる。
今回の鑑定の対象者は六人。ツキカは十一歳で、その中で一番年下だったため、一番最後に鑑定を受ける。一番最初に鑑定を受けるのは、三月ばかり前に十五歳になったクヤキワさんの孫娘だった。
「万物に宿る精霊よ、この者が光の女神の祝福を賜り、闇を振り払い、邪悪なものを浄化せし者であるかどうか見極めよ。光の女神の加護を受けし者ならば、その力は、穢れを禊祓い、悪を滅することに心血を注ぐこと、ここに約する。精霊たちよ、私の願いを聞き届けたまえ!鑑定!」
その瞬間、聖女の手のひらから光の玉が放たれ、ふわふわと被鑑定者の周りを漂う。その光の玉は、しばらくそのまま浮いていたが、やがて空中に霧散してしまった。
「……残念ながら、聖女の力はないようです。しかし、精霊があなたのことを褒めていましたよ。とても優しい子だ、と。精霊や神々は、いつもあなたのことを見ています。これからも頑張ってくださいね」
「……っ、はい!」
「では、次の方……」
聖女は次々と鑑定をしていく。聖女こそいないものの、魔法を実際に見られたこと、聖女から直接誉め言葉をもらったことで、全員が満足気に自分の家族のもとへと駆け寄っている。村の人も、直接自分の目で魔法を見ることなど滅多にないため、興奮していた。
次はいよいよツキカの番だ。ツキカが壇の上に上がると、白の衣をまとった美しい姿が視界に飛び込んでくる。一瞬たりとも目を離してはいけない、そう思わせられるほど、彼女は美しかった。雪よりも白く、雨上がりの紫陽花よりも淡く、シャボン玉よりも儚い。白の衣など、所詮彼女を引き立たせるための衣装でしかない。本当に美しいのは、ツキカ自身だ。皆の視線が彼女に釘付けになる。
聖女とツキカは、そんな視線を異に介する様子もなく鑑定の議を行う。
「万物に宿る精霊よ、この者が光の女神の祝福を賜り、闇を振り払い、邪悪なものを浄化せし者であるかどうか見極めよ。光の女神の加護を受けし者ならば、その力は、穢れを禊祓い、悪を滅することに心血を注ぐこと、ここに約する。精霊たちよ、私の願いを聞き届けたまえ!鑑定!」
聖女の手のひらから光の玉が放たれ、ふわふわとツキカの周りを漂い、そして……光の玉がツキカの体に吸い込まれ、彼女の体がぽわっと光る。
初めて、この村から聖女が現れた瞬間だった。
❀❀❀
「どーすっかな……」
ラルは家に戻り、自分の部屋に置いてあるベッドでひたすら怠けていた。なぜか。やることがないからだ。
平日の午前中。普通の人は働いている時間帯であるため、友達は仕事があるため遊ぶことができない。彼女いない歴=年齢のラルは彼女に会いに行くなどということもない。買い物は、物価の高騰前に、と昨日様々なものを買ったので行く必要もない。
「暇だぁ……」
今日何度目になるかわからないその独り言をつぶやきながら、ラルはふと、実家に帰ってみてもいいかもしれない、と思った。ここしばらく見なかった「あの夢」を見たのも、もしかしたら運命……というか、何かのお導きではないかと思った。
王都からライルの故郷までは馬車で一日半。それでも、乗せてくれる馬車が見つからないともっと日数がかかる。
思い立ったが吉日。ライルは荷物をまとめると、家を飛び出した。
❀❀❀
「ツキカが……聖女?」
「そんなわけが……」
「本当にこの村から聖女が……?」
一瞬で、その場が騒がしくなった。
ありえない、とライルは思った。信じられなかった。聖女はもっと神々しくて、誰も話しかけられないようなミステリアスな雰囲気を纏っているものだと思っていた。誰にでも優しく社交的で、天然なリヒカは違うと思っていた。
でも聖女だった。ツキカは紛うことなき聖女で、ということは……
「ツキカっ……!」
「静まれ!」
神官が一喝して、その場がしんと静まり返る。聖女が神官の代わりに前に出て話し始める。
「今回の『聖女鑑定の儀』により、彼女が聖女であることが判明しました。私たちは、急遽彼女と共にこの村を発ちます。聖女は私たち教会にとって大切な存在です。後日、改めてお礼申し上げます」
そう言い残し、聖女がツキカに何事かを囁くと、神官と連れ立って村にある教会へ入っていった。恐らくそこで荷物をまとめ、馬車で王都へ帰るのだろう。聖女と神官、そしてツキカが視界から消え、そこでようやくライルは目を覚ました。
「ま……待てよっ!」
「ちょっ……ラル!」
母親の制止も聞かず、ライルは教会に飛び込んだ。
「あ……」
「ツキカッ……!待てよ!何かの間違いだろ、お前が聖女のはずがねえだろ!?」
「……」
「なぁ、ツキカッ……」
ツキカは何も答えない。そんな二人の間に割って入ったのは、聖女だった。
「あなたは、彼女とはどういったご関係で……?」
「お、俺は……俺はツキカの、幼馴染だ!」
「そう……幼馴染。なら、彼女とはとても親しいのでしょう。二人で森を探検したり、二人で将来に思いをはせたりしたのかもしれません。それでも、あなたはこの国の一員。ならば分かるでしょう?聖女は病を治癒し、けがを治し、汚れを禊払うことができます。この国にとって聖女という存在は必要不可欠。あなたからすれば彼女はただの幼馴染かもしれませんが、教会や、延いてはこの国にとって、彼女は貴重な存在なのです」
「……分かってます。ツキカが聖女で、あなたたちにとって大事な存在だということは分かってます。けど、俺にとってもツキカは大事な存在なんです!せめて、せめて一晩時間をください!そしたら……!」
「なりません。その時間で駆け落ちでもされたら堪らないので」
ああ、これだ。俺が想像していた聖女のイメージ。どこまでも厳しく冷徹で、無慈悲な人。俺は、王都から来た旅人や、吟遊詩人の物語を聞いて、そんなものを想像したんだ。
どうしてだろう。他の人たちは、聖女の話を聞いてとても優しい人を想像していたのに、俺だけはそんな人を想像したのだ。
「……もう、よろしいですか?私たちは出立の準備をしなければなりません。これ以上騒ぎ立てるのならば、無理やり追い出します」
「……っ」
ライルは無言で教会を飛び出した。頭に血が上っていたライルは、全く気が付かなかった。
傍らにいた神官が、同族を見るような目でこちらを見ていたことも。聖女があえてライルに冷たく接しなければいけなかったことも。ツキカの申し訳なさそうな瞳にも。何も気づかなかった。
そして。聖女の、
「幼馴染のために必死になれるあなたが、私はうらやましいです。もう、私の故郷で私を覚えている人なんていないでしょうし、私もあの人たちの顔をはっきりと思い出せませんから」
という小さく悲しげな呟きは、扉が閉まる音に紛れ、誰に聞かれることもなく、消えていった。
❀❀❀
ライルが故郷の村に着いたのは、家を飛び出してから二日後のことだった。
「おい、兄ちゃん。村に着いたぞ」
ちょうどその村に寄る商人たちの馬車に乗せてもらえたのは、僥倖以外の何物でもない。
商人たちにお礼を言い、物資の補給をする彼らと別れた後、ライルは実家に戻ることにした。やはり故郷に帰ってきたのならば、母親の顔を見ておきたいと思った。まあ、あの元気な母親ならばきっと変わらずぴんぴんしているような気もするが。
「ただいまぁ」
「えっ!?ライル?なんでいるの!?」
「帰ってきちゃダメなのかよ?」
「連絡くらいしなさいよ」
母親は案の定ぴんぴんしていた。ライルを半刻程度質問攻め(主に王都がどんな街だったか)にするぐらいには元気だった。
「疲れたぁ……」
何とか母親の質問攻撃から逃れた後、ライルは洞窟に行ってみることにした。なぜ行こうと思ったのかはわからない。だが、なんとなくいかなくてはいけない……ような気がしたのだ。
洞窟が近づくにつれ、ライルは段々と早足になっていた。村のはずれにあるクヤキワさんの家の横を通過し、森を抜け、川の流れとは反対の方向へ進む。滝の音が聞こえるあたりで、ライルは全力で走っていた。何となく、何か大事なものが自分の手からこぼれていくような、そんな感覚があった。
……こういう時の人間の感覚というものは、たいてい当たる。
「……何年ぶりかな」
ライルは小さな滝を前に、そう呟く。
ツキカが聖女となった日以来、ライルは洞窟に来ていなかった。洞窟に来て、ツキカがもう村にいないということを、聖女として王都に行ったということを認めるのが嫌だったのだ。
ライルは大きく息を吸ってから、滝の裏に回る道を通って洞窟へと入った。
「……こんなに狭かったのか」
幼少期の二人にとって広くて快適だったこの空間も、あの頃より遥かに大きくなってしまった彼にとってはとても狭いと感じられるものだった。
洞窟の中をぐるりと見まわす。あの頃作っていた、小さな木の小物入れ。ツキカがよく編んでいた、糸でできた髪飾り。いつでも暖をとれるように準備していた薪。すべてがそのままだった。ツキカがいないこと以外は。
「まあ、そりゃそうか」
ライルはひとりごちる。ツキカがいるんじゃないかと、少しだけ期待していた。いるわけないのに。そんなはずないのに。
「馬鹿だよなぁ、ほんと」
そう呟いて、洞窟の中でゴロンと横になろうとしたところで、ようやくライルは気が付いた。壁の端に、小さな字が書かれていることに。
「……なんだこれ?今まで遊んでるときに、こんなのあったっけ?」
その小さな丸っこい文字は、ライルがもう見られないと思っていた、ツキカの文字だった。ドクン、とライルの心臓が脈打つ。手がじんわりと汗ばみ、呼吸が浅くなる。震える手で、そっとその文字をなぞる。
『ラルへ。
この手紙、ラルは一生見ないかもしれないし、私の自己満足かもしれないけど......少し、伝えておきたいこととがあって、この手紙を書きます。
ラル、私ね、この国の第二王子と結婚するんだって。王命だから拒否権はないの。まあ、拒否権なんて、この村を離れた時に手放したようなものだけどね。
王妃になったら、村に来ることは出来なくなるから、聖女である今、この村に来ました。まあ私、筆頭聖女だから、こういうのは黒よりのグレーなんだけど.....ちょっと頑張ったよ。
私実は、ずっと昔から、自分が聖女だって知ってた。知ってて隠してた。......ごめんね。でも私、ラルと、村の人と過ごす毎日がすっごく楽しくて、みんなとずっと一緒にいたいって思ってたんだ。だから、この村での思い出は一生の宝物。
私、なんとなく、ここに来たらラルに会えるような気がしてたんだ。洞窟の入口のとこで半刻くらい待って、やっぱり来るわけないよねって諦めた。来ないことは分かってたけど、でも、やっぱり最後にラルに会いたかったなぁ。なぁんて、こんなこと言われたって困るよね。
最後に。ラル、今までありがとう。......大好きだよ』
その手紙の末尾には、差出人の名前の代わりに鮮やかな色の組紐が引っ掛かっていた。それは、金と瑠璃の色で編まれた紐で、ツキカの髪と瞳の色によく似ていた。
❀❀❀
次の月。第二王子と筆頭聖女の婚約が発表された。国全体がお祭りムードになり、王城や教会に献上品が数多く届いた。野菜、果物、肉、魚、服、装飾品、本、文房具などありとあらゆるものが。
その中でひときわ目を引いたのが、細かい細工が施された美しい木の簪だった。筆頭聖女はこれを大変気に入り、毎日のように身に付けたという。
この簪を作った男は、その後、第二王子夫人である筆頭聖女の専属細工師になるのだが、それはまた別の話である。
拝啓、滝の裏の世界より、愛をこめてあなたへ。 abcアンタル @antaly
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます