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  • 終沫への応援コメント

    完結、おめでとうございます。
    この長さのストーリーにしっかりエンドマークをつけたのは初めてでいらっしゃいますか? 仕上がってみれば、堂々たる内容、滔々たる語りっぷりで、こういうたとえ方はそろそろ終わりにしないといけないと思うんですが、仮に高校文芸部の部誌にこんなのが載ったら、普通のレベルの高校だと眩しすぎてとても読めないというか w

    前回までの展開がああで、その後日談のエピローグとなると、正直、どうしても決まりきった展開、テンプレっぽいシーンの描写になってしまいますけれども(二人が海水をかけあってきゃっきゃうふふしているところとか、ある意味そうですね 笑)、それでも込められるだけの思いを込めた文章というのがよく伝わってくる、キラキラしくも瑞々しいファンタジー短編です。

    あとは辞書的な言葉の正確さと、「伝わるんだけど表現としてはちょっと」っていう甘いところをもう一段意識することなあ。とりあえず今回分、気が付いたところを数点挙げておきますと、

    >でも、飛び降る瞬間に凪砂に手を掴まれたって、
    「飛び降りる」ですね。

    >ハッとして、私は振り返る。
    >目線の先には、真っ白な砂浜。

    特におかしいところではないんですけれど、ここのシーンで急に海が現れた、という印象もあるので、これの前、家を出たあたりで、砂浜の近くを歩いているとわかるような風景描写なり波の音への言及なり、一行二行ほしいところ。

    >細かい砂の粒はローファーの間をいとも簡単にすり抜け、

    誤解する人はいないと思いますが、両足の間を砂が吹き抜けていってるような光景にも読めるんで(あるいはローファーの皮革を砂がすり抜けていってるようなイメージにも)、「ローファーの端から簡単に入り込んできて」ぐらい? 要は靴の中がすぐに砂だらけになったってことを言えればいいんで、表現を考えてみてください。

    最後の一行、「耐えることなく、キラキラ輝いていた」は「絶えることなく」なんでは、と書こうとしたんですが、文章変えたんですね w。うーん、「息を吸うように」……。海の底からようやく海上の光の中に出られて、という意味を込めたのはわかるんですけれど、これこそ唯一無二のフレーズ、というはまり方ではない感触もあるような。一方で、なんとなく秋葵さんらしい締めくくり方、という印象も感じますので、これもまたよし、でしょうかね?
    まあ、ベストの言葉が出てこなかったら(ベストじゃないとご自分で思われているならですが)、思いつくまでとりあえずこの一行を掲げておく、ということでもいいと思います。後々に小さい改訂を入れること前提でどんどん作品を発表できるのが、投稿サイトのいいところだと思いますし。私の作品も、「この段落、たぶん後で変更すると思いますが」っていう注釈の入った仮完成の作品ばかりですんで ^^。

    読み手としては、今年中に作品の完成に立ち会えてう嬉しい限りです。というか、エタらなくてよかった 笑。なんだかゆったりしてるところを口やかましくつついて仕上げてもらったようでちょっと申し訳なかったんですが、書いてと言ったらすぐにこれだけの仕上がりにできたのはさすがですね。

    未完成の短編というと、あと「交換日記」があるんですけど……あっちは、まあ書けそうな気配を感じたら、その時にということで ^^。長編も番外編も大変でしょうしね。ただ、長編の合間にさっと書く短編って、結構気分転換になって、いい刺激にもなるんで、これからも折をみて挑戦していただければと思います。

    純粋に作品として楽しませていただきました。ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    短編をちゃんと完結させるのは初めてで、個人的には過去一で出来も良く、伏線も回収し切って綺麗な終わり方ができたなぁと自画自賛しています笑


    >こういうたとえ方はそろそろ終わりにしないといけないと思うんですが、仮に高校文芸部の部誌にこんなのが載ったら、普通のレベルの高校だと眩しすぎてとても読めないというか w

    私は逆に、湾多さんとやり取りしているうちに「文芸部入ってみたかったなぁ」ってちょっと思ってます笑
    中学は普通の公立中だったので、文芸部やそれに近しい活動をする部は一切無く(創作系の部活って言えば美術部くらい)、前に通ってた全日制高校には、あるにはあったけど部員が三年生しかいないという状況で…(しかもほぼ幽霊部員)
    私自身、文芸部に興味はあったし、実は入部も考えていたけど(体験だけ行った)、先輩たちが引退して自分一人で部活背負うことを考えるとプレッシャーすぎて、結局入らなかったんですよねぇ…(あと単純に吹奏楽部の活動が忙しかった)
    私自身、同じ趣味を持つ誰かと小説を読み合ったり、誰かと一緒に執筆をした体験がほぼ無いので、「『学校の部活』という名目で同級生たちと小説が書けるなんて、そんなの楽しいに決まってるじゃん!」と勝手に思ってしまいます笑 
    この際だから大学で再チャレンジしてみるのもありなのかなぁ…


    >読み手としては、今年中に作品の完成に立ち会えて嬉しい限りです。

    書き手としても、今年中に完結できて本当に良かった…
    私個人的に、最終回って『このラスト一話、ラスト一行で作品の質がすべて決まってしまう!生半可なものは書けねぇ!』とつい気負ってしまうあまり、投稿するのを躊躇してしまいがちで、お恥ずかしい話ですが今回もそんな感じでこんなに間隔が空いてしまって…けど、それで更新ストップという形になってしまったら話にならないし、やっぱり物語を一区切り『完結』させないと味わえない達成感もありますし…


    >長編の合間にさっと書く短編って、結構気分転換になって、いい刺激にもなるんで、これからも折をみて挑戦していただければと思います。
     
    私の場合、短編をたくさん書いてみたい気はするけども、ネタが毎回同じようなのしか思いつかないのがちょっと悩みでして…
    というか、そもそもこの話の主人公・凪沙の「家庭に問題のある子供」という設定も、「あの音」の番外編で既に取り上げている設定だし、湊斗も、あの金髪チューバ男子(笑)と若干キャラ被ってるし…
    正直「あの音」で大量のキャラクターを登場させて、それに合わせた生い立ちやエピソードを描いた(描く予定)あまり、他の短編で「なんかこのキャラ『あの音』の〇〇と似てね?」みたいな事になりそうで…
    全く別の物語を書くのなら、せっかくだから「あの音」では出せないような奇想天外なキャラクターやストーリー展開にしたいなぁ、と最近は少し考えています。
    いっそのことSF辺りも視野に…


    >純粋に作品として楽しませていただきました。ありがとうございました。

    こちらこそ、投稿頻度が鬼のように遅かったのにも関わらず、最後までご覧下さってありがとうございました!(星も、「まさか湾多さんから3つ貰えるなんて!」と非常に感激しました)
    またこれからも長編だけでなくら他の短編や中編もご覧になって頂けたら光栄ですm(_ _)m
    また次回もお楽しみください!

    編集済
  • 第四沫への応援コメント

    ええっと。いくつか誤字です。はずみで入力したような語句ばかりではありますが、

    >そしたら、その子が『美波が私の好きな人奪った』って言い初めて、
      言い始めて

    >湊斗が不意を突かれたように目を見張ふ。
      見張る

    >凪砂は命かげでお前を助けようとしたのに、
      命がけで


    さて、物語のクライマックス部分ですが、展開自体はとても素晴らしいです。第二沫で「これだけの重たいセリフに十分反論できるような展開を用意するのは難しい」と書かせていただきましたが、この流れなら文句ありません。というか、「そうか、この手があったか」とこちらが学ばせていただいている体たらくで 笑。まあ、プロかプロ候補生レベルだと「え、このプロットで王道でしょ?」と涼しい顔で言えるのかも知れませんが、湾多ぐらいの投稿作家だと、本気になってひと夏考えても、このシーンが思いつけたかどうか。
    もうこれだけで、秋葵さんのストーリーテリング力は、アマチュアの有段レベルだと思うんですが――と書きつつ、アマチュア有段とプロ初級の間は依然大きな隔たりがあるということは、一応申し上げておきますけれども――いくつか疑問もありますので、申し上げますと。

    まず、これはもう好みレベルですけれど、過去の美波の行動にはっきりそれと判る伏線があったらなあ、という気はしました。それっぽい描写もあったのは確かで、だから美波の身投げはそれほど唐突でもない、と見る読者もいらっしゃるでしょうが、セーラーの破れ目とかは、伝聞とか洗濯物のチラ見とかでもいいんで、ほんの一行二行、ごく最初のうちに出ていたら、まあ湾多の感覚ではですが、より完璧な流れになるかと。

    あと一点、気がついたら自分の部屋、という展開なんですけれど、確か二階でしたよね? かついだのは湊斗が一人で?
    いくら自室だからといって、ずぶ濡れの、もしかしたら死にかけかも知れない少女を、わざわざ二階の、それもベッドの上に運ぶというのは違和感あります。布団とか階段とかびしょびしょになるはずで。
    というか、多分読者はそこがいちばん気になってると思うんですけれど、濡れた服はそのままでいいのか? 着替えさせたんなら、それは誰がどこで? 仮にそこらへんきちんと人を呼んで風呂場で脱がせて海水洗い流してドライヤーかけてやって、なんてしてたら、もう少しバタバタした騒ぎになってるはずでは? などなど、場面の構成としてはやや不自然な印象があるのですね。
    いちばん面倒が少ない修正を考えるなら、今回の後半部分は全部砂浜のシーンにして、他の大人に見つかることなく、三人の間だけで完結したやりとりだったということにすべきかと。水を吐かせる処置ぐらいは渚でやるはずだし、美波が混乱状態のまま凪砂に絡むというのも、水から上がった直後ならより自然です。
    なんとしてでも二階の部屋でシーンを作りたい、ということでしたら、美波の怒り方にひと工夫ほしいところ。事件から少し時間経ってますから、もう少しふさぎ込んだ状態になってるか、静かに恨み言を並べ立てるとか、そういう怒り方になってるんじゃないかなと思います。

    ところで、これ、まだエピローグありますよね? 今回のこの展開だけで、短編としては十分優秀作だと思いますが、どういう話の閉じ方をするのかも注目したいところ。楽しみにしています。

    作者からの返信

    コメント&語字訂正、ありがとうございます!すみません、ここ半月くらい色々あってカクヨムから離れていて、かなり返信遅れました(-_-;)
     
    にしても、今回誤字が酷いですね…2時間睡眠とかで書いたからかな…


    >さて、物語のクライマックス部分ですが、展開自体はとても素晴らしいです。

    えっありがとうございます!(歓喜)
    なんか今作は全体的に湾多さんからの評価高くて、ひたすらに嬉しい…✨️

    正直、前作まで散々「子供に生きてほしいと思うのは親のエゴ」だとか言い続けてきた凪砂が、いきなり主張をまるっと変えた(変えざるを得ない状況ではあったけど)ので、「えっ、主人公、急に思考変わりすぎじゃね?」と突っ込まれてしまうのではないか…という恐れの元、今回の話を書いたんですけど、そこは上手いこといってたみたいで、良かったです

    >もうこれだけで、秋葵さんのストーリーテリング力は、アマチュアの有段レベルだと思うんですが―

    ファァァァァァッ?!
    えっ、どうしよう嬉しすぎます…まさかそこまで評価してもらえてたなんて…
    でも、流石にプロかどうかってなると話は違いますよね…本屋に並んである本って、ほんとに一切どこにもツッコミどころがないような、完璧なのばかりですし…それでもデビューにこぎつけられない人達だって大勢いるだろうし…
    改めて、小説家って厳しい世界だなぁと痛感します💦


    >いくら自室だからといって、ずぶ濡れの、もしかしたら死にかけかも知れない少女を、わざわざ二階の、それもベッドの上に運ぶというのは違和感あります。

    ここのシーンは、自室にしようか病室にしようか(溺れてて、凪砂と美波ふたりして救急搬送されたという設定)迷ったのですが、病室だったら、美波が凪砂に絡むシーンが作りづらい(病院のベットだと簡単に起き上がれないだろうし、大声出したら看護師さんに止められるだろうし)と思っての場面配置だったのですが、自室にしたらしたで、もっと難しいことになってしまいまして…
    一応、凪砂が目覚めた時点で、もう濡れた服も全部着替えてて応急処置も終わってて(家に医者呼んだ)…という設定なのですが、なんだろう、うーん、凪砂もそこまで危険な状態ではないから、髪とか乾かしてる間に目覚めそう(笑)
    なので、ここは修正します。
    美波の凪砂に対しての絡み方も、なんかちょっと不自然…っていうか、さっきまで自殺しようとしてた子が、ここまで自分の感情を露わにしてあからさまな怒り方するかな?と、実は作者自身も思ってたので…


    >今回のこの展開だけで、短編としては十分優秀作だと思いますが、どういう話の閉じ方をするのかも注目したいところ

    次回で最終回の予定です!
    本当はカクヨム甲子園に間に合わせたかったのですが、全然間に合わなかった…(というか、締切日を見間違えていた)
    もう期間も字数も気にする必要が無くなったので、じっくりと丁寧に話を閉じようと思います。
    いつになるか分からないですが、最後まで見守っていただけると光栄ですm(_ _)m

    ここ最近カクヨムから離れてて、実は小説も全く書けてなくて投稿頻度もガタ落ちだったのですが、ちょっと生活に余裕が出てきたので、また長編の方とも合わせて投稿していきたいと思います。フォロワーさんにも見捨てられてなかったらいいな…(笑)

    編集済
  • 第三沫への応援コメント

    一箇所だけチェック入れます。先日のコメントと重複してるんですが、

    >美波と違って、私にはスカートなんて似合ってないだろうし、辞めて欲しい…

    こういう文脈では「止めて欲しい」ですね。


    このタイミングで男の子の正体バラすんですねー。まあ本当の正体というのは不明なままですが。
    湊斗と美波の言動もやや不確定要素が入ってきてますし、ほんとに先行きが読めなくなってきました。話の帰着点はどこに? 続きを楽しみにしています w

    作者からの返信

    少し遅くなりましたが、コメントありがとうございます!

    >こういう文脈では「止めて欲しい」ですね。

    うわー、2連続同じミス…
    ちゃんと意識しなければ…

    なんか思ったよりコンパクトに収まりそうなので、多分あと2話くらいで完結できると思います!
    ラストスパート頑張るぞ!!!

    編集済
  • 第二沫への応援コメント

    てっきり少年に連れられてどこか海の底とか異世界に飛んでいくのかなと思ってたんですが w、リアルな続きになってますね。これは確かに二万字だとどうだろう、という気もしてきました。

    先に小さなことですが、

    >砂浜の上に腰を下ろして、大して面白くはないが砂を指で持ち上げてみる。
    文法的にはおかしくないんですけれど、「砂を持ち上げる」という言い方だと、ひと粒なのかひとすくいなのか両手でいっぱいなのかがよくわかりません。察するに、何の気なしに両手で砂を寄せ集めて少し盛る程度の量を持ち上げた、というジェスチャーでしょうかね? 事細かに書く必要もないですが、なるべく具体的な動きがわかるよう表現を工夫してみていただければと。

    >私は目を張る。
    「見張る」と書きたかったのかなと思いました。どちらでもいいようですが、私自身は「瞠る」を使ってます。


    >子供に生きて欲しいとか、そんなのは結局、親のエゴでしかないんだよ

    これはなかなか強力なフレーズで、作品のテーマによってはこの一言が決め文句になって、親を断罪して終わり、みたいな作り方さえできるんではないかと思います。
    逆に言うと、これだけ生々しい、いわば身もフタもない言葉にきちんと反論を入れるのは、かなり大変かと。一言では跳ね返せないと思います。その意味では、その後のウミのセリフは、少なくとも私個人は全然反論になってないなと思うのですが。主人公には何かツボにハマる部分があったということでしょうかね? あるいは単に怒りが倍増しただけなのか。
    言葉だけでカウンターを決めるのは難しいと思うので、じわじわと雰囲気を作り上げて、何か証拠品みたいなものをつきつけて「これでもそう言える?」みたいな説得にするとかでしょうか。……失礼、先走りすぎました。これだけの重たいドラマ、とても私なんかは手を出す気になれません ^^。続きを楽しみにしています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!今回は誤字無かったみたいで一安心…(笑)


    >てっきり少年に連れられてどこか海の底とか異世界に飛んでいくのかなと思ってたんですが
     
    当初は、凪砂が謎の少年に引っ張られて、気づいたら海の中にいて、深海の神秘さや海洋生物たちを見て感激する……っていう展開にする予定でした(第一話を書いているときはそのつもりでした)。
    ですが、その深海の神秘さについての表現だったり凪砂の感動だったりなど、一つ一つ丁寧にしっかり書こうとすると、多分字数超えちゃうんです…
    文字を削りに削って、変に手抜きみたいな文章が出来上がるくらいならば…と考え、その展開は手放しました。
    「ファンタジー」要素がちょっと薄くなっちゃったけど…


    >察するに、何の気なしに両手で砂を寄せ集めて少し盛る程度の量を持ち上げた、というジェスチャーでしょうかね?

    そんな感じです!
    両手いっぱいに砂を掬ったっていうよりかは、指でちょっとつまんだって感じですかね…
    ここ「指で持ち上げる」じゃなくて「指でつまんだ」の方が分かりやすかったかも…


    >私は目を張る。

    この動作(キャラが驚いて「えっ?」ってなる場面)、私が思いつくだけでも結構あって…
    目を「張る」、目を「見張る」、目を「(大きく)見開く」…etc
    結構よくある動作なので、いつも「どれがいいんだろう…」って迷ってしまうのですが(笑) 
    「瞠る」は思いつきませんでした!参考にさせていただきます(_ _)


    >逆に言うと、これだけ生々しい、いわば身もフタもない言葉にきちんと反論を入れるのは、かなり大変かと

    凪砂の「親のエゴ」発言に対するウミの返しの言葉、実は結構悩みました。
    一言二言でさっと反論させたかったので、それなりに印象に残る?言葉を、実際のウミの立場になってみて(というよりかは、凪砂みたいな境遇の人間が言われたら地雷のセリフ)を考えたんですけど、それでもピッタリとはまる言葉が思いつかず…
    結局、なんかちょっと無難な感じのセリフになっちゃったんですけど、今後の展開に活用していく予定なので、見守っていただけると嬉しいです(_ _)


    >これだけの重たいドラマ、とても私なんかは手を出す気になれません ^^。続きを楽しみにしています。

    湾多さんからここまで絶賛されるの嬉しい…(,,-ω-,,)
    例の長編小説と違ってコメディシーンもほとんどないし、今のところ前向きな言葉も展開も全く無いしで、マジで闇一色って感じの話なんですけど、引き続きお楽しみ頂けると光栄です(_ _)

    編集済
  • 第一沫への応援コメント


    無事快復なさったようで何よりです。実は湾多も十日ほど前に熱と咳を伴うカゼにやられまして……コロナだったのかなあとは思うんですが、病院には行かずじまいだったんで不明です。なんか流行ってますね、色々と。

    さて、先に言葉遣いとして気になったところですが

    >真後ろから、美波が駆け寄ってくる気配がする。

    読み流せるところではありますが、本人が一階のどこの方角からどこへ行こうとしていたのか、ちょっと不明瞭です。店舗に背を向けて台所口から出ようとしていた……というわけではないですよね? 店には出たけれど、祖母や美波の眼を盗む形で売り場を回り込んで外に出ようとしていた……とかですかね?

    >頬を膨らませながらすり寄ってくる夏実に対して、

    以下、この段落末尾まで、「美波」が「夏美」に。

    >夏実を適当に交わしていると、

    いなしている、うまくあしらっているという意味なら「躱していると」。

    >干渉的な場所だったなんて

    「干渉過多」「干渉過剰」と表現するつもりだったのかなと思いました。「感傷的」はありますが、「干渉的」というのはないんじゃないかな。

    >とうとうあの水は、夕陽に照らされて、綺麗な光の粒になることはなく、

    すぐ目の前の水を「あの水」と表現するのは違和感あります。


    両手いっぱいの海水を宙に投げ拡げてもらってそれに見惚れるシーンというのはなかなか絵になりますね。
    情景描写、心理描写が丁寧で、話のテンポも、まあ悪くはないです。
    ここで序盤が終わり、ということであれば、二万字程度に収まりそうにも見えるんですが……ま、この先をいかにコンパクトにダレることなく展開するかが短編の難しさでもありますんで……ええ練習やと思ってがんばってください 笑。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    いやー、八年ぶりくらいに40度出して…最初の2日間くらいほぼ死にかけてましたw
    これまで一度もコロナにかかったことがなかったので(無症状だっただけかも)、「私一度もコロナになったことないんだけどさぁ、これ意外とすごいことじゃない?(※別にそんなことはない)」って自分の中で自慢にしてただけに、ちょっとショックでした。


    まぁそんなどうでもいいことは置いといて、

    >本人が一階のどこの方角からどこへ行こうとしていたのか、ちょっと不明瞭です。

    まず、水沢家は階段を降りてすぐのところに、家から店(売り場)に繋がる大きめのドア(引き戸っぽいやつ)があるんですよ。
    この場面では、そのドアが丸々開けっ放しになっていて、だからそこからちょうど店が見えるようになっていた、という感じです。
    だから、凪砂はギリギリ売り場には足を踏み入れてなく、その開けっ放しになっているドアのところに立って、美波たちを眺めていた、という感じです。
    だから、美波がいる場所から凪砂の姿を確認できたって感じですね。
    凪砂は普通に玄関から外に出ようとして、美波に見つかってしまった、という流れです。
    なんか改めて書くとすごいゴチャゴチャしてる…二行くらいでさっと分かりやすく説明できたらいいのに…(笑)

    >夏実を適当に交わしていると

    うわぁぁぁぁ誤字ぃぃぃぃぃぃ

    これだと全く逆の意味に…(笑)


    >「干渉過多」「干渉過剰」と表現するつもりだったのかなと思いました。

    はい!そうですっっっ!(謎の食い気味)


    >すぐ目の前の水を「あの水」と表現するのは違和感あります。

    一応、このときもう水は、凪砂の手から完全に溢れて、砂浜に帰って(?)いるので、「あー、あの水…」という感じで「あの水」と表現しました(語彙力死亡)。


    >両手いっぱいの海水を宙に投げ拡げてもらってそれに見惚れるシーンというのはなかなか絵になりますね。

    えっ、ありがとうございます!(歓喜)

    海って、綺麗なところは本当にめちゃくちゃ綺麗で、この話の舞台は私の母方の祖母の家がある、海沿いに位置する田舎町(山口県に実在)がモデルになっているんですけど、そこが本当に海の水がめちゃめちゃ綺麗なんです。海洋汚染が〜とか色々と言われてる時代で、結構レアなんじゃないかと思ったり(笑)
    この話は意外とキャラの数も多くて、なんならここからが結構長いので、もしかしたら中編程度(三万文字〜四万文字)まで伸びるかもしれません。
    でもそしたらカクヨム…カクヨム甲子園が…(規定二万文字以下)

    編集済

  • 編集済

    序沫への応援コメント

    んー、完結時の文字数がどんだけなのか全然読めないんですれど、イントロ部分としては話の方向性も打ち出せているし、一応の出発点のエピソードとかキャラ配置なんかもわかりやすく見えるんで、その点ではツッコむところはないかと。
    一箇所、日本語の表現の是非を申し上げるなら、

    >「大丈夫だよ。凪砂がどんなに真っ暗な深海の底にいたとしても、僕が絶対に迎えに行くから」

    「真っ暗な深海の底にいたとしても」っていうのが、やや過剰修飾っぽい気がします。もうそれは、死んでるのが前提ではないかと。そこからレスキューして蘇生させてやるって、ものの喩えで言ってるつもりでも、マジメな目で言うセリフには似つかわしくないと思うんですよ(ツッコミ前提で笑いを取るつもりだったのならまだしも)。
    ので、まあ例によってこれは湾多の感覚では、なんですが、もう少しわかり易い誇張法で「何百メートル沈んでも」のようにさらっと書くか、「どんな深みにはまっても」のように平凡だけど意図はきちんと伝わる表現に留めるか、いずれかのイメージでセリフを考えられてはいかがかと思いました。
    あ、あと、原文の語彙を尊重するなら、「どんなに真っ暗な深みに落ち込んだとしても」ぐらいなら許容範囲でしょうか。


    追記
    あ、これキャッチに使ってるフレーズだったのか。うーん、だとすると横道を考えるべきか……。
    ええとですね(とにかくつじつま合わせの手だけはそれなりに出てくる湾多です w)、セリフを二つに分けたらいいと思います。
    「どんな深みにはまっても、僕が絶対に迎えに行くから」で一旦読点をつけて、それに続けて「たとえどれだけ真っ暗な深海の底でも」とつなげる形。後段は「たとえ……でも。たとえ……だって」というように、二段階にするのもありです。この形なら、つまり二文目はものの喩えで誇張しつつ覚悟を示しているのだな、とイヤでも分かりますんで。


    作者からの返信

    コメントありがとうございます!


    >「真っ暗な深海の底にいたとしても」っていうのが、やや過剰修飾っぽい気がします。

    そもそもあれですね、未成年が普通に日常生活送ってて、咄嗟に『深海』なんて難しい言葉出てくることなんて無いですよね。

    もう少し馴染みのある言葉を使えばよかったかもしれないです。キャッチコピーとは別に。


    >一応の出発点のエピソードとかキャラ配置なんかもわかりやすく見えるんで、その点ではツッコむところはないかと。

    導入部分は割と力入れるタイプで…w
    このクオリティー崩さないまま、最終回まで駆け抜けられたら一番いいんですよね…(でもそれが中々むずい)


    早く続き書きたいのですが、私自身、ここ数日前からコロナに感染してしまいまして…ただいま熱やら喉の痛みやら頭痛やらに魘されてる状況なので、ある程度治ってきたらまた投稿したいと思います。

    カクヨム甲子園の規定文字数が二万文字以下なので、一応短編にする予定です(展開次第によってはちょっと伸びるかも…?)

    コイツまたなんか暗い話書いとるわ〜と呆れられてるかもしれないんですけど、これはこれで是非お楽しみください!w

    編集済