人間性の勉強中。

主人公は悪人ではないものの、
とても能力が高くてそれに対する自負がとてつもなく高い人物。
普通なら誉め言葉としか取らない物も、主人公は自分の能力を下に見たと解釈しちゃうほど。
それだけならまだしも、他人への評価も自分の能力基準でしちゃうので、
普通の人やわりと有能な人も無能扱い、場合によってはまともに認識しないと。

これを転生前も転生後もやってしまい、
前世では刺されて死亡、今回は大貴族の息子を敵に回して辺境に左遷されちゃいます。
左遷で出発の際に師匠や兄弟子たちは見送りに来なく、1名だけ。
その1名を主人公は認識してなく覚えてなかったのですが、
学校の同級生、そして重要な集団行動で一緒になってて
今の仕事先も一緒で受付というよく顔を合わせてる間柄だったという・・・。

流石に主人公も反省し、なるべく人間らしい行動をとろうと、
左遷先の同僚に見守られつつ使い魔の猫に問題は無いかと聞いたりして人間性を確保していきます。
そんなお話。

主人公、色々錬金術を教えてあげたりと本質的に人は悪くないのです。
なので回りの優しい同僚がそれを理解して少しずつ変わっていきます。

ちょっとほのぼの?

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