そして私は、僕とお姉さんの話を聞いた

 「僕」がお姉さんと過ごした二人だけの秘密の思い出を聞かせていただきました。お姉さんがどう思われるか分かりませんが、私たちが知ることによって、「僕」が少しでも生きやすくなれば、と願わずにはいられません。
 と同時に、この世で生きることの難しさをしみじみと感じました。