あなたの人生の分かれ道はどこ? 私はここ。

年を経るごとに複雑になる日常に疲れ、単純だった幼き頃を懐かしむ。

期待を裏切られた疎外感。
狭まっていく選択肢を、受け身で選ぶやりきれなさ。

この作品が作者の経験を基にしたのなら、私は同じものを感じたことがきっとある。

進む理由?
したいこと?
必要なこと?
そんなの……分からないよ……!

それが答えなのだと、何度も何度も思い出し、「選択」するのが、生きる、ということなのだ。