七不思議とは浪漫、そして青春のきらめき

七不思議?そんなこと、あるわけないだろう?

色々経験してしまった大人の自分には、純粋な目で見れなかったり、うがった考えをしてしまうこともあります。

ですが、こんな自分にも、お化けやサンタを信じていた時期もあるのだ!お化けは今もちょっと信じてるけど!

主人公は、学校の七不思議を巡っていく中で、個性豊かなお化け達からスタンプを貰っていかなければなりません。

全ては七不思議の最後、鏡に本当の自分を教えてもらう為。

ですが、本当の自分とはすなわち本当の自分の気持ち。うつし鏡、とはよくいったもの。

まだ大人の階段にすらギリギリ届くか、くらいの若い主人公が、本当の自分の気持ちを見つけていきます。

青春をとうに過ぎてしまった、大人にこそ読んでいただきたい作品です。

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