第12話 卒業と新たな旅立ち
光源くんとのデートが成功し、私たちの関係はますます深まっていった。そんな中、卒業式が近づいていた。私たちにとって、高校生活の最後の瞬間がやってこようとしていた。
◆◇◆
「桜、卒業式の準備は進んでる?」と藤香ちゃんが聞いてきた。
「うん、少し寂しいけど、楽しみでもあるよ。」
「そうだね。新しい旅立ちだもんね。」
「藤香ちゃんは進路、決まったの?」
「うん、東京の大学に進学することにしたんだ。桜はどうするの?」
「私も東京の大学に行くことに決めたよ。これからも一緒に頑張ろうね。」
「うん、絶対にね!」
◆◇◆
放課後、光源くんと私は校庭で話していた。桜の木が美しく咲き誇り、私たちの会話を見守っているようだった。
「桜、もうすぐ卒業だね。なんだか信じられないよ。」
「うん、私も。いろんな思い出が詰まってるからね。」
「これからも一緒に夢を追いかけていこうね。」
「うん、約束だよ。」
◆◇◆
卒業式の日、私たちは制服に身を包み、校庭に集まった。友達や先生たちと最後の時間を過ごし、涙と笑顔が溢れていた。
「皆さん、卒業おめでとうございます。これからの未来に向かって、一歩一歩進んでください。」と校長先生が言葉を贈った。
◆◇◆
式が終わり、友達と写真を撮ったり、思い出話に花を咲かせたりした。光源くんと一緒に写真を撮りながら、私は心から幸せを感じていた。
「桜、これからも一緒に頑張ろうね。」
「うん、光源くん。私たちならきっと大丈夫だよ。」
◆◇◆
その夜、卒業を祝うパーティーが開かれた。みんなが集まり、楽しい時間を過ごした。
「桜、これからもずっと一緒にいようね。」
「うん、光源くん。どんな未来が待っていても、一緒に乗り越えていこう。」
◆◇◆
その夜、私は自分の部屋で卒業式のことを思い返していた。光源くん、藤香ちゃん、美奈ちゃん、葵先輩、麗子さん、綾ちゃん。みんなとの素晴らしい思い出が、私の心に深く刻まれていた。
「これからも、みんなと一緒に素敵な未来を築いていこう。」
そう心に決めて、私は眠りについた。
この瞬間、私の高校生活はさらに輝きを増した。そして、光源くんとの物語は新たな章を迎えようとしている――☆
完
【完結】クラスの王子様・光源くんと過ごす、ドキドキと笑いが止まらない日々!桜の心の中に秘めた想いと波乱万丈の高校生活が今、始まる! 湊 マチ @minatomachi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます