第11話 新たな始まり

フィナーレパーティーの夜が過ぎ、光源くんとの関係が新たなステージに進んだ。私たちの心は、これから始まる新しい日々への期待でいっぱいだった。学校生活も、私たちの友情と愛情がより深まる予感に包まれていた。


◆◇◆


「桜、昨日のパーティーは本当に最高だったね!」と藤香ちゃんが興奮気味に話しかけてきた。


「うん、本当に楽しかった!光源くんとも気持ちを確かめ合えたし…」


「それで、光源くんとどうなるの?デートとかするの?」と藤香ちゃんがウインク。


「えっ、まだそこまで考えてなかったけど…」


「デートの計画しなきゃね!楽しみだなー!」


◆◇◆


放課後、光源くんと私は学校の裏庭で話をしていた。静かな場所で、これからのことについてゆっくり話すことにした。


「桜、昨日は本当に素晴らしい夜だったね。」


「うん、私もそう思う。光源くん、これからも一緒にたくさんの思い出を作っていきたい。」


「そうだね。実は、週末に一緒に出かけないかって思ってるんだ。デート、どうかな?」


「えっ、本当に?もちろん行きたい!どこに行くの?」


「君が行きたい場所ならどこでもいいよ。でも、僕が考えているのは…水族館とか、どうかな?」


「水族館!すごく楽しそう!」


◆◇◆


週末、私は待ち合わせ場所の駅前に向かった。ドキドキしながら待っていると、光源くんが笑顔で現れた。


「お待たせ、桜。行こうか。」


「うん、楽しみだね!」


私たちは手をつないで駅から電車に乗り、水族館へ向かった。車窓から見える風景が、特別な日を迎える私たちの心をさらに高揚させた。


◆◇◆


水族館に到着すると、たくさんの魚や海の生き物たちが私たちを出迎えてくれた。光源くんと一緒に大きな水槽の前で立ち止まり、その美しい光景に見とれていた。


「見て、桜。あのイルカたち、本当に楽しそうに泳いでるね。」


「うん、イルカたちの動きがすごく可愛らしいね。」


「イルカショーも見に行こうか?きっと面白いよ。」


「うん、行こう!」


◆◇◆


イルカショーは大盛況で、私たちは笑いと感動のひとときを過ごした。イルカたちの見事なパフォーマンスに、私たちは拍手を送りながら心から楽しんだ。


「すごいね、桜。イルカたちのショー、本当に楽しかった。」


「うん、すごく楽しかった!光源くんと一緒に見られて良かった。」


「僕もそう思うよ。」


◆◇◆


水族館を出た後、私たちは近くのカフェで休憩することにした。おいしいスイーツを食べながら、これからのことを話し合った。


「桜、これからもいろんな場所に一緒に行こうね。」


「うん、楽しみにしてるよ、光源くん。」


「そして、お互いの夢を追いかけて、支え合っていこう。」


「そうだね。私たちなら、きっと素敵な未来を築けるよ。」


◆◇◆


その夜、私は自分の部屋で今日のデートのことを思い返していた。光源くんとの楽しい時間が、私の心に深く刻まれていた。


「これからも、彼と一緒に素敵な未来を築いていこう。」


そう心に決めて、私は眠りについた。



この瞬間、私の高校生活はさらに輝きを増した。そして、光源くんとの物語はますます面白くなっていく――☆

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