概要
ためらっている暇はない
十七歳の夏。
高校三年生。
僕は。
スタートラインに立って。
君を。
愛おしい君の顔を浮かべていた。
運動会のマラソン競争。
この日。
一位をとったら。
君に。
告白しようと。
思ったんだ。
※※※※※※※※※※※※
イメージ写真はこちら。
https://kakuyomu.jp/users/0035toto/news/16818093086421117715
高校三年生。
僕は。
スタートラインに立って。
君を。
愛おしい君の顔を浮かべていた。
運動会のマラソン競争。
この日。
一位をとったら。
君に。
告白しようと。
思ったんだ。
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https://kakuyomu.jp/users/0035toto/news/16818093086421117715
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!詩的
詩的な物語。
誰もが、というわけではないとは思うけど若い頃「この目標を達成したら告白しよう」
なんて考える人は意外と多かったりします。物語でも見かけることもそこそこあります。
しかし、その考えは告白する側の考えであり、される側からすると知りえないことだと思います。目標を達成したから、してないから、そんなことは受ける側からすると関係ありません。受ける側の気持ち一つなのですから。
それでは、どうして告白をする側は、そんなことを言い出すのか。おそらくそれはきっかけと勇気を自分に与える為なのかもしれません。
このお話は、短い文章量ながら、そのようなことを考えさせてくれました。
お見事です。良いお話を…続きを読む