概要
『出来損ない』が誰かを救うなど、あってはならない事だった
『出来損ない』と呼ばれた男がいた。男は教会の守護騎士に任命され、人を護る為の"守護"の力を授けられていながら、誰かを殺す事しか出来ない出来損ないだった。やがて男は守護騎士の身分を剥奪され教会からの追放処分を受け、殺す事にしか才のない彼は街道で行商人など襲い身銭を稼ぐようになる。
だが、その男は意地の悪い偶然に呑まれ、あろう事かとある少女を救ってしまった。誰か護る事など出来ない筈の男が確かに少女を救ってしまったのだ。
それは決してあってはならない事だった。
※不定期更新
だが、その男は意地の悪い偶然に呑まれ、あろう事かとある少女を救ってしまった。誰か護る事など出来ない筈の男が確かに少女を救ってしまったのだ。
それは決してあってはならない事だった。
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