若き日の自分ならと考えさせられました。恋に落ちるから人であり、業とは理性によって制御できない心の働き。なので・・・ヒロインが何を望んでいたのか・・・そんな女性の機微に触れてみては?自分にはそんな作品だと感じました。
異世界物のはびこる世の中にこういった作品が読みたかった。イベントに感謝です。出会えてよかったです。
一番好きになった人を石にしてしまう主人公。その主人公か恋とどう向き合っていくのか。とても読み応えのある作品です。
主人公の低めの温度と、静かな恋の物語は、秋の夜に読みたい一作。最後まで不透明な謎と、最後の衝撃的な展開も、とても魅力的な物語でした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(726文字)
一言でなんて言ったらいいかわからないけれど、心にずしんとくる重さがありながら、目を逸らせばどっか行ってしまいそうな儚さがあるお話だなって思いました地の文の表現がほんとに素敵タイトルも相まってじんわりと心に染みるお話でしたまっすぐに愛を伝えて、めいっぱい全力で愛するのだけが愛することだと思っていたけど、そうしたら石になってしまうから母の苦労と思ってない苦労が切ない