泣いて病んで辛いことばかり、どうしてこれをやめることができないのか

錠剤を飲んで幸福をみるとき表現にこだわりを感じる。
薬に頼ると、情感が薄れて説明的になっていく表現がいい。

幸福を追い求めるあまり、自分のアイデンティティや存在感を失った。
だから、鏡に顔が映らない。
あるいは、幸福を求めるあまり『幸福屋』という幻をみたのかもしれない。

不幸の反対が幸福なのではなく、不幸な自分を認める事が健全な人間へのスタート。
彼にとって、閉店は必要だったのかもしれない。

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