最終話:俺のお姉さん。

ユッカさんが地球に留まって三週間・・・僕の恋人になったことで、

ユッカさんは余計、俺を誘惑してくるようになった。


最初はユッカさんの挑発に乗っちゃいけないって思ってたけど今は恋人同士

エッチしたっていいだろ?

むしろそうなったって不思議じゃない状況なわけで、俺はもうユッカさんの

誘惑に負けてもいいかって思っていた。

ユッカさんとラブラブな行為に発展してくのも時間も問題かも。


俺はユッカさんを一人にすることは心配だったけど、かと言って学校を休む

わけにはいかなかったし「学校は行きなさい」ってユッカさんにも言われてるし、

だから真面目に学校に通っていた。


その夜もユッカさんと一緒に晩ご飯を食べて、俺は風呂を沸かしに行こうと

風呂場に行こうとした。

そしたらユッカさんに呼び止められた。


「マニアちゃん、一緒にお風呂に入りましょ?」


「え?・・・一緒にですか?」


「恋人どうしだもん・・・一緒に入るのが普通でしょ?」


「そうですけど・・・いいのかな?」


「なに遠慮なんかしてるの?」

「恋人同士ならなにもかも共有したいでしょ?」

「パートナーのことすべてを知りたいって思わない?」


「思いますけど・・・知りたいですいっぱい・・・ユッカさんのこと」


「ね、離れていないときはいつも一緒、お風呂に入るときもトイレ以外は・・・

なんならトイレだって一緒でもいいわよ?」

「さわったり触れたりすることで感じるの、お互いを・・・」

「私もマニアちゃんにすべて知って欲しいからね・・・」


「だから今夜から一緒にお風呂に入って・・・ね、そのあとは分かってる?」


「分かってるって・・・まさか・・・まさか?」


「いいんじゃないの、もう・・・ためらうことないでしょ?お互い認め合った

仲なんだから・・・エッチ以外他になにするの?」

「いつまでも添い寝してたってつまんないでしょ?楽しいことしなきゃ」


「と、とうとうですか?」


「もう拒否る理由ないでしょ・・・マニアちゃんと私・・・遅いくらいだよ」

「いい、恋人同士って言っても今は精神的な関係だけだからね」

「精神も肉体も一緒にならなきゃそれは恋人同士って呼べないの」


「マニアちゃんが私の中に入って悦楽の中でお互いがひとつにならないと

ふたりの関係、完成しないと思わない?」


「思います・・・思いますけど・・・」


「思いますけど?・・・なに?」


「あの・・・実は俺、一度も女性と経験ないんです」

「だから、今までユッカさんの誘惑から逃げてたのはそれがあったからです」

「ユッカさんと結ばれたいって気持ちは、有り余るほとあります」

「ユッカさんに可愛がってもらいたい、ユッカさんに抱きしめてもらいたい」

「本当はユッカさんとエッチしたくてたまんないです」


「じゃ〜なにも問題ないじゃない」

「臆病になるのは分かる・・・でも大丈夫よ、お姉さんに身を任せて」

「わたしがちゃんとリードしてあげるから、心配しなくてもいいからね」

「気持ちよ〜く天国へ昇天させてあげるから」


それから僕たちは一緒に風呂に入って、俺はユッカさんの裸をこの目でちゃん

と見た。

非の打ち所のない綺麗なピンク色の体・・・美しかった。

大きなおっぱいに、まん丸いお尻・・・マヨネーズつけて食べたいって思った。

あ、舐めたいか。


そしてその夜、満を持して俺とユッカさんは結ばれた。

ユッカさんが、お姉さんが言ったように僕は気持ち良く天国へ昇天させてもらった。

これで俺たちは正真正銘恋人って言えるんだ。


俺の恋人ですって、いつでも人に紹介できる・・・異星人の恋人だって。

300歳年上の俺のお姉さんだって・・・。


だけど、なにも知らない親父がこのことを知ったらめちゃ驚くだろうな。

ユッカさんの存在自体驚きなのに、自分が家に帰ってこない間に息子が自分が

持って帰って来たキューブから現れた異星人と恋人同士になってるなんて。

しかももうエッチまでしちゃってるなんて・・・。


おしまい。



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誘惑だらけの異星人。〜デカパイでキュートでセクシーでエッチいピンクのお姉さん〜 猫野 尻尾 @amanotenshi

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