第5話 夕虹への応援コメント
理由を知らされず利用されるのは子供、という場合が多いですよね。
腹立たしいことです。
子供なりの理解と判断で未来を掴み取ろうとするところは、少年漫画のようでハラハラしました。
希望を残す終わりが素敵です。
水乞い鳥のアカショウビンを登場させる演出は、鳥好きにとってはやられた…と思いました(笑)。
読ませて頂きありがとうございました。
作者からの返信
幸まる様
ありがたいコメント頂戴しまして本当にありがとうございます。
> 理由を知らされず利用されるのは子供、という場合が多いですよね。
腹立たしいことです。
→ 罪のない無辜なる民が犠牲になる、子供も無知という立場から利用され、搾取される嘆かわしい現状は今も世界のどこかで在り続けていることと思います。
一人でも多くの子供たちが、その理不尽極まりない境遇から解放されることを祈るばかりです。
> 子供なりの理解と判断で未来を掴み取ろうとするところは、少年漫画のようでハラハラしました。
希望を残す終わりが素敵です。
→ よかったです。臨場感と希望感と、伝わっていて嬉しいです。
私は短編にいろんな要素をブッ込んでストーリー展開が多々変わる傾向にあるので、設定をシンプルにして書いたのが奏功したのだと思います。
> 水乞い鳥のアカショウビンを登場させる演出は、鳥好きにとってはやられた…と思いました(笑)。
→ もしかしたらアカショウビンに対する反響はあるかなぁと思っていたところでした。メチャクチャ励みになりますね。思わずニヤニヤしてしまいます(*´꒳`*)
本当は雨への転生モノを書きたかったのですが、字数制限に追いやられ断念。
アカショウビンの前世、『水ひょろ』を登場させて鳥と人間とを雨を介して甦らせるストーリーに仕立て上げたかったのですが、中々上手くはいきませんね ( ;∀;)
丁寧で素敵なコメント、本当にありがとうございました✨
第5話 夕虹への応援コメント
過酷な運命を背負った子どもたち、緊迫した空気の中にも純粋さが見えて、助かってほしい……と思ってからのラストの展開にほっといたしました。
鎖骨の間の水晶体、というのがまた神秘的ですね。
ビジュアルや設定的に、なんだか短編アニメーションで観てみたいなぁと思いました。
虹の八色目、素敵です!
刹那さん、ありがとうございました。
作者からの返信
未来屋 環さま
最後までお読み頂き、お🌟さま、♡応援、コメントまで頂戴し、本当にありがとうございます。
鎖骨間の水晶は神秘的でありながら裏では呪術的な面を併せ持つキーアイテム設定です。
たとえその子の身体を死に至らしめても、探し出し闇社会での密売にかけるダークな側面も実はあったりします。
虹の八色の八は末広がりに掛けています。ふたりと鳥のよりよい未来をイメージして虹を眺めるシーンに繋げ、読後感を明るくできるよう努めました。
未来屋 環さま、こちらこそありがとうございました✨
第5話 夕虹への応援コメント
『わたしを離さないで』や『約束のネバーランド』が浮かびましたが、独創的なところや後半の展開、どんでん返しがあって、とても楽しんで読むことができました。テーマも上手く描けていて、とくにアカショウビンが、いい味を出していました。
二人はどうなったのかは、読者に想像に委ねられていますが、希望を感じるような明るい読後感が良かったです。
作者からの返信
snowdrop様
あぁ、なんということでしょう。またまた素晴らしいコメントを頂戴しました。本当にありがとうございます。
> 『わたしを離さないで』や『約束のネバーランド』が浮かびましたが、独創的なところや後半の展開、どんでん返しがあって、とても楽しんで読むことができました。
→ 『わたしを離さないで』は過去に読んだことがありますが、『約束のネバーランド』はお恥ずかしいですが、その存在を知り得ておらず、投稿前に知人に読んでもらった際、初めて気付かされた経緯があります。
水晶から KCl のくだりはオリジナルなので、被りはしませんが、以後細心の注意を払いたい次第です。
楽しんで拝読してくださり感謝の念に堪えません。ありがとうございます。
雨だけでなく、アカショウビンの織り交ぜについてのお言葉もとても嬉しいです。何か雨にまつわるテイストを取り入れたくて試行錯誤したのを思い出します。本当に色々調べました。今では懐かしい思い出ですね。
前作を反省し、読後感は明るく希望を感じられるよう配慮したので、そのように感じ取ってくださり、思いが伝わったようで本当によかったです。
この度は本当にありがとうございました✨
第5話 夕虹への応援コメント
理不尽と奇跡の対比、鍵となるのは優しき心。死にゆく時に他者を慈しむのは、エゴと自己犠牲に通じるテーマです。失ってはいけない無垢の大切さを感じました(^ ^)
作者からの返信
福山典雅さま
素晴らしいコメントですね!
もはやレビューの域ですよ!
というより書いた本人よりも話の内容を理解している m(_ _)m
でも、こういうことはよく起こりうると感じております。
むしろあって然りだとさえ感じます。
なぜなら書いた本人でさえ気づかない物事の側面や背景、本質、そこから派生する事物の数々に完全に精通しているとは限らないからです。
そのギャップから生じる『気づき』が何よりも崇高なる存在として胸を打つんですよね。
こういう気づきが得られたこと、それを丹念に教えてくださった福山様に深く感謝いたします。
いつも本当にありがとうございます✨
編集済
第5話 夕虹への応援コメント
うーむ、いいですな
近未来的な設定、富持つ者のスペアとして生きる子供達、LとKの二人はCの目を掻い潜り施設からの脱走を試みる……
自分もハッピーエンド主義で、この後の2人が気になりますが……ちょいバッドエンド方面にも妄想膨らんだり……
五話の展開が彼らにとってハッピー過ぎるので……三話以降施設の事も書かれてませんし、
実は彼らは四話で……五話の彼らは実はもう……と邪推してしまう(苦笑)
ま、でも少なくとも、もう彼らの事を施設が追う事はないでしょうし、そういう意味ではハッピーエンドですね♪
作者からの返信
あるまん様
コメント本当にありがとうございます。🌟評価も♡応援も嬉しい限りです。
色々と妄想を膨らませて頂いて感謝ですね。詳細を省いたり、描写を敢えて曖昧にしているので、そういうイメージを行うための余地を残してよかったと思います。
もぅジャンジャン邪推してくださいな♪
文字数制限なかったら色々書けると思いますが、あいにく短編6000文字以内の絶対の掟が立ちはだかる以上、かなり制限を受けたのは事実で……私はバッドエンドが好みだったりしますし、ハッピーエンドを書くのは性に合わない気もするのですが、前作でも前々作でも相当やらかしているので今回は大人しく童心に返って知識ゼロの小鳥ちゃんも登場させたのはいいもののフツーにキャパオーバーで結局願いは何だったの?という至極真っ当な追求をドM心で受けつつ地味に躱わす今日この頃ですm(_ _)m
第5話 夕虹への応援コメント
刹那様、お久しぶりです。
コメント失礼いたします。
雨の情景に沈む近代的で静かな残酷。
単なる臓器育成のためにそこに飼われてる子供達に悲哀を感じずにはいられません。
そして逃避の末にKと L が捧げた天泣にへの祈り。
おそらくそれはアカショウビンを交えた三者がそれぞれに互いの無事と幸運を願ったものだったのではないかと想像します。
この後、彼らに福音は訪れるのでしょうか。
願わくば囚われている全ての子供達が解放されて欲しいと思いました。
作者からの返信
那智 風太郎さま
最後までお読みいただきましてすごく嬉しいです。
お🌟さま、コメントまで本当にありがとうございます。
子どもたちへ感情移入してくださり那智さまの心の優しさが伝わってきます。
天泣への祈りは仰るようにお互いのことを思い遣って叶えられた結びとしています。
そのように想像してくださり、行間として伝わっていて本当によかったと深く安堵しました。
この先の未来を描くことはしませんが、願わくば皆の幸せを祈りたい、そんな思いに終始したい次第です。
この度も拙作にお付き合いくださり、本当にありがとうございました✨
第5話 夕虹への応援コメント
近況ノートの方に「引き付け要素なし」と書かれていましたけど、めっちゃ引き付けられましたよ。面白かったです。
ドナー(物)として使い捨てにされるという残酷な運命にあることから、【L】と【K】に感情移入することができたので、「どうなるんだろう?」「二人は無事逃げ切れるのかな?」と続きが気になって仕方ありませんでした。
途中でバッドエンドが過り、もう駄目かと思いましたが、奇跡が起きて良かったです。だからジャンルは童話なんですね。
そしてこれはゴールではなく、スタートなんですよね。八色目の虹の色に二人の未来が暗示されていて、その色はなんだかわからない。箱庭で育った幼い二人が生きていくのは容易ではありませんが、私には希望の光が宿っているように見えました。
作者からの返信
火乃玉さま
最後までお読みくださり、お🌟さま、コメントまで頂戴しまして本当にありがとうございます。
引き付けられたようでよかったです。正直、自信はありませんでしたが、二人の行く末に想いを寄せてくださりとても嬉しく思います。
バッドエンドからのハッピーエンドはありきたりかもしれませんね。もっと上手く描きたかったなぁ。
はい。これはゴールではなくスタートとなります。といっても続編は書く予定はないのでこれで事実上の完結となります。
二人が進む先は、決して楽な道ではありません。しかし、最後は希望に満ちた描写を含めて送り出してあげたかった、ある種の親心のような思いです。
水晶が消えてなくなり、二人の胸に新たな希望の光が宿る、そんなイメージが浮かんでくだされば幸甚です。
この度も本当にありがとうございました✨
第5話 夕虹への応援コメント
刹那様
一気に読ませていただきました。
雨の雰囲気が良かったです。
命がけで逃げている恐怖などが、雨や美しい小鳥、アカショウビンなどよって緩和されている感じが出ていて、ラストに向けて奇跡が起きたことが何より安堵しました。
虹が出ている情景は雨上がりで、沈んだ気持ちも明るくさせてくれる不思議な魅力がありますよね。
決められた運命から逃げ出した勇気。
女の子の強さを感じます。
アカショウビン、とても綺麗な鳥さんですね。
動画を見ました。
私の家は山に近いので、今も雨が降る中をウグイスが鳴いています。
鳥の声は優しいですね。
執筆大変と思いますが、また、次の新作待っています。
ありがとうございました。
作者からの返信
春野 セイ様
最後までお読みいただき、お🌟さま、コメントまで本当にありがとうございます。
> 命がけで逃げている恐怖などが、雨や美しい小鳥、アカショウビンなどよって緩和されている感じが出ていて、ラストに向けて奇跡が起きたことが何より安堵しました。
→ 緩急あるストーリーを要所要所で受け止めてくださり、ありがたいお言葉まで本当に嬉しいです。
女の子がリードする運びで最後は想いを寄せる流れに持っていきました。まだ幼い二人なので、精神的に女の子が引っ張った方がいいかな? ってなりました。
アカショウビンの動画まで見てくださるとは、本当に感謝ですね。
ウグイスもいいですね。聞いていて落ち着きますし、風情のある優しい声が個人的に好きです。
素敵な思いのあふれるコメント、本当にありがとうございました✨
第5話 夕虹への応援コメント
刹那さま
こんにちは。
臓器提供者として養育(なのか飼育なのか)される子供たちという設定はいつ読んでも陰鬱な気分になってしまいます。細胞、組織、器官……いったい許される線引きはどこなのでしょうね。
KとLは自分たちの存在意義を理解してしまうものの、それでも迫りくる期限に追い立てられ、その絶望的境遇に打ちのめされる余裕はありませんでした。それが彼らには良い方に働いたのでしょうね。
天泣への祈りは、K、L、アカショウビンの三者がそれぞれをいたわり合うものだったのでしょうか。そして水晶が消えてしまったふたりは、これからどのような人生を歩んでゆくのでしょうか。
喜ばしい結末のというよりも、ふたりの人生の出発点に至るまでが描かれた、これから始まる物語と感じられました。
この物語の雨は優しく清々しいイメージで迫ってきます。ありがとうございました。
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
最後までお読みくださり、お🌟さま、長文コメントまで頂戴しまして本当にありがとうございます。
> 臓器提供者として養育(なのか飼育なのか)される子供たちという設定はいつ読んでも陰鬱な気分になってしまいます。細胞、組織、器官……いったい許される線引きはどこなのでしょうね。
→ 臓器売買、闇社会を垣間見る世界観を敢えて排除したため、かえってそのギャップが浮き彫りとなってしまったかなぁと反省しております。各国で、その線引きは様々ですが、実際は闇市など非社会勢力が絡む世界だと思います。詳しい言及は避けますね。
> KとLは自分たちの存在意義を理解してしまうものの、それでも迫りくる期限に追い立てられ、その絶望的境遇に打ちのめされる余裕はありませんでした。それが彼らには良い方に働いたのでしょうね。
→ 優れた洞察力を感じます。前作のダーク感を配慮し、少しでも明るいイメージを与えたいがため、迫る時間を制限しております。結果的に良い方向へシフトできたかなと内心感じております。
まぁ、正直なところ文字数制限に追いやられたのが事実です。実は色々書いていたら気づいた時には文字数が10000を超えてしまっていた経緯があり、私が一番絶望しましたね。(*꒦ິ꒳꒦ີ)
> 天泣への祈りは、K、L、アカショウビンの三者がそれぞれをいたわり合うものだったのでしょうか。そして水晶が消えてしまったふたりは、これからどのような人生を歩んでゆくのでしょうか。
→ はい。いたわりあうイメージですね。敢えて言及をぼかした表記にとどめていますので、読者様の想像に委ねる仕様となっております。
水晶が消え、ドナーランドからの一時的な解放によって、小鳥と一緒にふたり仲良く幸せに未来を結んで……んー、まずは丘の麓の森を抜け、近くの村か何かに避難して欲しいと思います f^_^;
素敵な雨のイメージコメント、本当にありがとうございました✨
第3話 脱出への応援コメント
刹那さま
こんにちは。
K、LそしてCの頭文字は塩化カリウムとしてここで結実してしまうのですね?
勝手な妄想ですが、もしかして他の子供たちの頭文字も元素に対応していて、その子たちの頭文字(と場合によってはC)を組み合わせた毒となりうる物質が仕込まれていたりするのでしょうか。
塩化カリウムのふりがな、彼ら三人の頭文字として示されるのはわかるのですが、Lが大文字なのが気になってしまいます。
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
早速、鋭いコメント本当に嬉しいです。
→ 素晴らしい妄想……ゲフンゲフン、想像力ですね^_^
他の子供たちも頭文字を元素に当てて考えたりしたのですが、文字数6000の壁に砕け散りましたね ( ;∀;)
> 塩化カリウムのふりがな、彼ら三人の頭文字として示されるのはわかるのですが、Lが大文字なのが気になってしまいます。
→ 塩化カリウムは化学式で示すと【 KCl 】で L は小文字表記ですね。
主人公の【 L(レイ)】を意図してこれに当てており、便宜上、分かりやすく敢えて【 KCL 】表記としています。
気にかけてくださり感謝です。
ご指摘ありがとうございます。
第5話 夕虹への応援コメント
ここまで見事にまとめ上げて6000文字ジャストとはまるで魔法です!
次の展開がどんどん気になって読み終わって20000文字くらいの短編を読んでいるような感覚でした。
ひとつ気になったのですが魔女の押したスイッチが起動しなかった要因についてネタ明かしが無かったのですが、もしかしたらKCLを塩化カリウムとするのと同じように、何か何処かに化学反応がキーとなる要素とか有ったのかなぁって、気になりました。
作者からの返信
川中島ケイ様
拙作をお読み頂いただけでなく、コメントまで頂戴し、本当にありがとうございます。
実際は10000文字程のストーリーを書き上げ、それをハードに凝縮した格好となりました。
かなり圧縮しているので、わたしの書き方に難があったのは言うまでもありません。
ザッと概説しますと、
魔女の遠隔スイッチ発動
↓
天泣の丘にて、
KとLの水晶容器内のKCl(塩化カリウム)水溶液が瞬時解放
↓
KClが一気に血流にのる(体内の血液が、水晶容器内部に入り赤く染まる)
↓
心臓に高濃度KClが到達
↓
KとLの心臓が停止
↓
天泣の丘にて、倒れ込んだふたりを見たアカショウビンは願う(二人を生き返らせて欲しい)
↓
願いが叶う
↓
KとLの心臓が再び動き出す
↓
KとLの意識が戻る
これを全部ネタ明かしとして書いた場合、とても6000文字に収まりません。
申し訳ございませんが、完全に作者都合で説明不足でございます。
深くお詫びいたします。
最後までお付き合いくださり、本当に感謝いたします。
ありがとうございました✨