成長の物語

物語の要素と構造でいえば、主人公が困難や危機に遭遇する、主人公が旅立つ、協力者と出会う……という展開が童話から、今まで映画までずっと繰り返し使われてきた。


なぜか?

それは、主人公が試練を通じて、成長する物語を私たちは愛してきたからであり、それは現実でも、パターンで考えることで、困難を越えて人生を生きていくからに他ならない。


そのために、大昔から人間は物語を必要としてきた。


この女子高生が不思議な国の女王の候補として、旅立つ物語は王道の物語と思える構成力がある。


主人公がどんな成長をして(恋もゆっくり書かれていくか?)、この国も変えていくのか、今後の展開に期待したい作品です。