モータル・アップデート

【あとがき】

■「モータル・アップデート」完結しました。

　最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございます！

　心より御礼申し上げます。

■物語の由来

　この作品も含め、「星の人」物語の最初のきっかけは、

「きれいな異星人がやって来て、仲良くなる」

　という、かなり呑気というか、願望丸出しの妄想でした(*^^*

　つまり実は、「ラブコメ＋SF風味」を書きたかったのです。

　しかしいざ、「小説を書いてみよう」と決意し、プロットを検討すると、

「これは相当、長くなるな・・・」

　と思いました。

　なぜなら、ヒロインがものすごく特殊だからです。

　そんなヒロインが、なぜ生まれたのか？

　それを考えるうちに、我々とは大きくかけはなれた、「星の人」の社会や歴史が、見えてきました。

　こうして生まれた星の人を、「解説」するのではなく、あくまで物語として、自然な形で語りたい。

　ということで、無謀にも、全4巻構成で、書き始めたのです。

　本作はその3巻目にあたります。

(注：「あとがき」を、先にご覧になっている方へ。

　3巻からでも、読み始められるように書いてありますので、ご安心ください)

　こうして書き続けられたのも、皆さまの温かいご声援によるもの。

　感謝してもしきれません！

■ラブコメ要素について

　2人の関係も、ようやく進展（アップデート）しましたが、

　ヒロインも世界も特殊なので、常識的な展開とはなりません。

　彼らが置かれた状況や、今後の進展を、きちんと描写していきたいです。

　あともう一つ。

　優れた作品からの学びとして、

「艶めいたことは、初期に出すべき」

　と考えるようになりました。

　「じゃあ、本編の最初から書いたら良いではないか」

　と突っ込まれそうですが、

　ヘタレ＋何も知らない2人なので、そのままでは何も起こりません。

　過保護なくらい、舞台装置を整えていたら、巻末になってしまいました。

　これからも、ヘタレな2人を、温かく見守って頂けますと幸いです。

■カクヨムコン10

　本編はカクヨムコン10に出品します。

■次が最終巻になる見込み

　銀河系社会が、大きく揺らぐような展開を予定しております。

　回を追うごとにプロット作成が困難になっているので、これ以上自分を縛るような発言は慎みます。(^^;

　ただ、3長編を執筆した結果、

「時間はかかるけれど、いつかプロットはまとまる」

　という、楽観的な自信を得ることが出来ました。

　来年には4巻を出したいと思います。

　その時にはまた、ご感想を聞かせて頂けたら、嬉しいです。

　お読み頂き、ありがとうございました。

　ではまた、別の作品で！