前代未聞のサイバー攻撃にあったKADOKAWAドワンゴ。ニュースなどではニコニコ生放送の被害がクローズアップされがちだが、被害はそれだけではなかった。KADOKAWAのメインサイトがやられ、現在6月発売の新刊情報がKADOKAWAのメインページで表示されていないのだ。
そんな時、立ち上がったのは一人の作家だった。深川我夢、6月に書籍化デビューする新人作家だった。
自分がもし同じ立場に立たされた時に、同じように立ち振る舞えるか。全作家に問いかけられる運命の選択肢。
これはフィクションではない。
深川先生の愛と勇気と力の籠もった呼びかけなのだ!
予てよりネット社会を騒がせるKADOKAWAサイバー攻撃騒動、
その実態について的確に推測されている本作こそは全カクヨムユーザが読むべき作品であり星を入れるべき作品である。
察するに犯人は中共かロシアか朝鮮か欧米のポリコレ推進派か、はたまた国内の左派テロ組織か定かでないが、
いち早く犯人が惨たらしく惨めに死ぬことを祈る。
作者様は書籍化デビューを控えておられるそうで、まさに死活問題と言えよう。
十五年創作活動を続けても鳴かず飛ばず、
大した結果も残せずカクヨムでも流行りジャンルで連載を半年近く続けたにもかかわらず
大した成果を残せていない私とは真逆の存在と言えよう。
何が目的かは知らないが、さしたる信念もないゴミのせいで多くの作家様の人生が台無しになることなどあってはならない。
諸事情によりXができない私にできることなどありはしない。精々こうしてレビューを書きながら犯人を呪う程度である。
然し諸君は違う筈だ。何はなくともまずは本作を読み作者様の指示に従うことだ。
行動を起こそうとする者の少ない昨今なれど、誰しも本気を出せばなんとかなるハズである。
とにかくいいからさっさと読め!!!!
先ず今月、深川我無@「邪祓師の腹痛さん」書籍化!様が書籍デビューされます。とてもおめでたい事です。だけど今回のサイバー攻撃により、6月発売の新刊が公式の宣伝を受けられない事態に陥っています。
わかりますか? やっと本がだせるのにってタイミングでの悲劇です。
僕はデビューのお知らせを聞き、すぐに予約を入れました。だけどそれはカクヨムで交流のある方達の間での話で、本来受けられるレーベルからのプロモーションとは別の話です。
6月に他にデビューされる方やもしくは新刊を出す予定だった作者様も含めて、宣伝が全てとは言わないけど売れ行きの「初動」には明らかに影響があると思います。売れなければ作家はレーベルにて書く場所を失くしてしまいます。不測の事態とはいえ、多分甘い判断は運営上の問題も含め、あまり期待出来ないかと思います。
では、どうすればいいか。
僕から言えるのは「これをお読みの皆様が、深川様の事やもしくは今月アクションのあるご自身の大好きで大切な作家様の事を、少しでも口コミで宣伝して誰かに伝える」という事です。
悲しいかな、実際に出来る事はそれぐらいしかないのです。
これだけデジタルコンテンツが進化している時代に、サイバーテロという一撃の為に出版業界は見事に打つ手がありません。新聞広告を出してもターゲティングがまるで違うので意味を成しません。そしてプロモーションの映像コンテンツを出して貰えるのは一部だけだと思います。
だけど、少なくともこのカクヨムにいらっしゃる皆様の「作家という人間」への愛を僕は信じます。無理はしなくていいのです、出来る事だけでいいんです。だから僕はこれを書いています。
最後に、このレビューはエッセイのネタバレを大いに含みますが、一切チェック致しません。より多くの方の目に触れて欲しいと願います。
皆様、どうか宜しくお願い致します( ;∀;)