概要
気持ちの悪い感動を
祖母の遺品整理の為に時代錯誤の館「八重樫邸」を訪れていた主人公、八重樫浩一はカビと洋墨の匂いに惹かれて小さな書庫へ足を踏み入れる。しかし、そこで偶然発見した八重樫家零落の謎から言いようのない恐怖を感じとってしまい、たまらず逃げだした浩一を待っていたものは、無限に続く廊下と、自らを「お兄様」と呼ぶ謎の少女連翹だった。浩一は連翹と共に迷宮と化した館を彷徨い、そして六十年前から続く八重樫家の凄惨な事件に巻き込まれていく
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