概要
理解しない世界を諦めた 生を諦めた そして大きな霧の中に消える
とある世界、とある中世社会。ファルネスの大霧という、中に入った人が二度と出てこない柱のような大霧があった。其れは今の世に絶望している者にとっては魅力的で、中に入る者が後を絶たなかった。 エル・ハウェという一人の落伍者が自分の人生に絶望し、苦しみなく死ぬ方法を探し求め、ファルネスの大霧に入る。ーーーそこには、無人の大きな寺院が聳え立っていた。
※『小説家になろう』『ノベルアッププラス』にも載せています
※『小説家になろう』『ノベルアッププラス』にも載せています
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?