雨は君の涙のように降り注ぎ、私の「好き」を洗い出してくれた。

君と共に過ごした青春。
あれが最後だった。

人生の勝ち組な君が、負け組の私にくれた、
青春という煌めき。

雨って。
さっと降っていったり、ザーッと降り続いたり、気まぐれだ。

そんな雨の日、君は。

雨に君が侵されてたまるか。
でも、たった四文字の君の言葉が、雨の意味を教えてくれた。

君の分まで、せいいっぱい。
自分のできるところまで。
愛を、胸に。