あとがき

書き上げてからだいぶ経ち、作品整理のための最後の宣伝として近況ノートにあげましたらば、日頃仲良くしていただいている方々から素敵コメントいただいたので、調子に乗ってあとがきをつけますw




「そうだ、京都にいこう」みたいな感じで、「そうだ、親を捨てよう」というスローガンが私にありましてねw


私の中の虐待って二つありまして、一つ目はニュースに出てくる暴力的虐待。二つ目は教育虐待。


教育屋をやっていた私にとっては、教育虐待の方が身近でした。


私が教育屋をやっていた動機も、「賢くなって、家を出ようぜ」でした。


そして、現実には無力であった。


親から信頼され応援されている子どもと、そうでない子どもとの圧倒的な差。




家庭内も安全でなくて、外の世界にもカーストやらグルーミングやらする奴らがいて、子どもが安心して子どもらしくいられる場所ってどこにあるんだよ。


君子危うきに近寄らず、の君子になることがもはや必須のご時世だ。



そんな怒りと自分の無力さへの嘆きをそのまま書いている。

この作者は無責任だ、と距離を置いていた作品でした。

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靴下のあと 千織 @katokaikou

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