モノローグ 3

 ──歳を取ると、好きな異性の好みというのは変わるものだ。若くて、素朴な感じの可愛らしさがある女性は今も好きだ。だが、さすがに女子高生くらい若くなると、異性というより『子供』という感じがしてしまう。


 これも『歳を取ると』という話だが、人生も後半に入ると、どうも、若い頃あれをしておけばよかったとか、何処に行っておけばよかったとか、そういった後悔ばかりが頭を過る。


 ……自分なりに考えて、残りの人生をより良く生きる為に行動しているつもりだ。


 大丈夫、きっともう少しで逢える。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

廃墟に書いてあった落書きについて @tou_tower

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画