隣のあの子と付き合いたかった…

ジャキン先生

第1話隣のあの子

学校である美男か怪しい男と美女がいつものお




よし、指輪も買ったし、今日こそいける!


「彩芽、俺と結婚を前提に、いや、結婚してください!」

「無理です」

振られた、ですよねぇーでも行けるはず!

粘れ、俺!なぜなら星占いが1位だったから!

「なんでぇー?」

「高校生なのに指輪とか、奈貴さん、バカですか?」

「えぇー?そうかなぁー?」

「はぁ、そこからですか、そこから違うのでは話になりません。私の主観ではあなたと私はクラスメートなので、では、」

「あっちゃー振られちった」


俺、今現在7連敗中、何とかなる!と思いながら彩芽に告白してるが惨敗、やっぱり厳しいなぁー

話になりませんとか地味に傷つくんだけど、勉強しよ。

常識勉強出来る学校ってある?



「あ、あと!」

「お?来たか?逆転か?」

「次私とお姉ちゃんとの買い物邪魔したら、冗談抜きで叱りますので、」

「てことは、振ったの冗談ということで、」

「はい?なんかいいましたか?」

「いえ、ナニモ」

やっぱ女子って怒ると怖いなぁー

ま、彩芽はそんなとこも可愛いんですけどね?

今の発言我ながらにキモイな、気をつけよ。


「まだやってんのか光一、だせぇぞ?」

「うるせえぞ、和樹、俺は絶対振り向かせるんだ、

というか、彼女持ちは、shut up」

「なんでそこだけ、発音がいいんだよ、」

「f⚫️ck you」

「おいゴラァ」

未来がなんでいるんだよ。今日部活じゃねぇの?というか、今の低い鬼怖い声って未来のdes嘘です嘘です。未来様、どうかご慈悲を、その圧という盾とバレーのボールという矛をお納めください。

「奈貴くん?」

「ごめんなさい」

やべ、トイレ行きたくなってきた。大丈夫だ落ち着け

俺は強い、決して未来の圧にチビった訳では無い!

耐えろ!

...後でパンツ買っとこ


さてとトイレへ逃走逃走っと階段降りて~♩


あっ滑っ!






視界に火花が散った。この感覚は2度目だった







「are?ココドコ?まさか、異世界転せ!」

「アホか?保健室じゃボケ」

「いやん辛辣」

落ちた時けっこー痛かったなぁー顔に傷ねぇか見ないと、傷あったら、姉貴に笑われるし、母親にも心配される、傷はもうアレだけで十分だ、鏡、かが、


待てよ、なんで未来の気配がする?

怖ええよ、まじで和樹のストーk、嘘です、ごめんなさい未来様、 はぁー

まじで怖いわあの子逆らえる気がしない

おっとぉ、アブねぇ目的忘れるとこだった、鏡見ねぇと

「さてと、和樹、鏡貸してくんねぇ?」

「おう、保健室の先生から差し入れもらってっからな、そこで食っとけ」

「あざす」

差し入れとか、たっちゃん先生最高やん

今度ジュース奢ろっと

さぁて、俺のイケメンフェイスは、無事かなぁ?


スーーーッ.....are?これほんとに俺?


「なぁ和樹、俺の顔ってこんなブスだったっけ?」

「何言ってんだお前、気ぃ狂ったか?元々そんな顔だったぜ?」


もっとイケメンのはずなんだけどな、錺に告る前は毎回絶対セットとかしてっから、自分の顔みてるはずなんだけど、


鏡を見ると顔が中の下ぐらいの、髪を整えただけの平凡、いやそれ以下の高校生、よく見積って55点ぐらいの男子がいた。

俺生まれ変わった?感覚とか価値観が一新されてるような気がするんだけど、


汗が吹き出した


待てよ、よーく考えてみよう スーーーっ


ま、とりま冷静に考えると今まで俺がやってきたことって、めちゃくちゃやばくね? え?えぐいくらいにキモイじゃん俺、こんな顔に結婚迫られたら俺からしたら、即通報案件だな、はは、言ってて悲しいよ


てことは、俺が今までやってきたことって


………やめよう、これからは普通に生きよう

平凡に生きて、普通の恋をして、きっとそれが一番いい、錺の事も、あのことも忘れられる、きっと

それが一番いいし、遂行可能な現実だ、

これが一番幸せなんだろう

…とりまハンカチで汗ふこっ


こう考えてる間いつもはうるさい和樹が、とても静かだった。


なんとかそのままその日学校を終え

帰路に着いた、

「ういーすただいまー」

「バカ息子、おかえり、怪我したらしいじゃない、心配したのよ。人に迷惑かけてないか、大丈夫?人に迷惑かけてない?」

ハッハー↑違う方向性の心配されてたわ俺そんな人に迷惑かけてたっけ?してな、してたわごめん錺、普通に生きるんで許してもろて、

「光一~アイス買ってきて、2分」

「今帰ってきたばっかだし自分で買ってこ、嘘です、買ってきます、ので、5分くれませんかね?」

「2分」

「うっす」

やっべぇーこれはもう逆らえねぇや、さすが我が家の暴君、あれに対処できんの母親だけだろ、俺ら人権ねぇよ親父。


即買って帰んねぇと、姉貴にしばかれる、

はよ買って帰ろ、 ん?あれ錺じゃね?うわっ

あいつの姉ちゃんいるじゃん、バレねぇように行かねぇと、 そこで気づいた、いつもはあいつを見ると

駆け寄りたい、話しかけたい、笑った顔が見たい

こんなことばっかり思い浮かぶんだが、

そんな気持ちが浮かんでこねぇことに気づいた、


なんだこれ、まぁいいやアイス買わねぇと、


あ、

「あ?」

目合っちゃった✩.*˚











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隣のあの子と付き合いたかった… ジャキン先生 @oreda04yoro

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