奇作・・・既存のジャンルに収まらない作品

 日常のすぐ隣に、非日常な世界が当たり前のように存在してる。幻想とも妄想ともつかない風景・・・でも、精神が「何か」に侵食される感覚を覚えます。

 恋愛、嫉妬、恐怖、狂気・・・主人公の感情が様々に交錯するけど、実は読者の方が感情を揺さぶられてる。サイコホラー・・・とも少し違う気がする。

 深淵を覗き込む好奇心に入り交じった恐怖・・・に侵食されそう。