それぞれの物語の中に、人間の欲求や深層心理をうまく取り込んだ、真理をつく怪奇なお話。短編で読みやすいが、読み応えあり。必見です❢
★第10回ブックショートアワード優秀作品に選ばれました♪ 主に短編小説を書いています♪ご縁があって、読んでくださった方、本当にありがとうございますm(_ _)…
四人の語り手が繰り出すのは、すっと背筋が冷たくなるような実体験に基づく正統派の怪談。百物語では百話を語り終えたときに、本物の物の怪が現れるとされる。ならばこの四物語では何が起こるのか。それは貴…続きを読む
評者は本作を読み、言葉を無くしました。皆様。本作をお読みになり、言葉を無くしてください。お読みになった後ならばお分かりいただけると信じています。そんな「言葉を無くした」者が語るレビュー、「騙…続きを読む
真実以外は語らない、というルールで開かれる、怪談会(かいだんえ)。 進行役の屋敷の執事(バトラー)と、四人の語り部によって、嘘偽りのない恐ろしい体験談が語られていきます。 四つの恐怖話は、ど…続きを読む
百物語の作法は御存知だろう。一つ話す毎に、蝋燭の火を一つ消す。それを百遍繰り返す。但し、数の惰性の入り込み或いは嘘偽りの物語が混じる事を潔しとせず。この物語は 真の怪談 を四つ。つま…続きを読む
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