第2話
わたしがなぜ外に出たいのか。。。
これは誰にも伝えた事がない。
だって、おばあちゃんとの秘密だから。
でも、たまに思い出す事がある。
あの日おばあちゃんがなぜ秘密をわたしに教えてくれたのか。
そして、なぜわたしにつたえたのか。
おばあちゃんが伝えてくれたのはおじいちゃんの過去の話。
おじいちゃんの過去は端的にいって冒険だった。
おじいちゃんは昔冒険をして国を回っていた。
幼馴染と3人パーティーを組んでいたらしい。
みんなで行った先々の街でいろんな人の命を救っていたらしい。
でも、そのお話におばあちゃんはいない。
だって、おばあちゃんは旅に出られないから。
おばあちゃんはこの町の巫女だから、町を離れることはできなかったらしい。
でも、おばあちゃんはまるで全てを見ていたかのように話す。
その時のおばあちゃんはまるで恋をしている少女のように輝いていながらどこか儚く消えてしまいそうな雰囲気だった。
きっとこの時のおばあちゃんは一生忘れることはないだろう。
僕の運命は人に決められた。 湊香 @soka_aoto
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。僕の運命は人に決められた。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます